参加作品
本棚1段目(10作品)
あの星を見た日から | きっず | プロローグ 観たのはひとり | 蓮子はお気に入りのパワースポットに足を運び星を見上げている。寒空の中でひとり、ふぅっと息を吐く。 | 第1章 ふたりの出会い | 女子大生の蓮子はひとりオカルト活動に明け暮れる。ある日忍び込んだ神社で金髪の女と出会う。蓮子はマエリベリーと名乗った女と共にオカルト同好会を作ることを決意する。 | 第2章 ふたつのオカルト | マエリベリーと出会ってから蓮子は、謎の現象によく遭遇するようになる。マエリベリーも蓮子と出会ってから鈍い頭痛が続くようになった。 | 第3章 ふたつめの世界 | マエリベリーと蓮子はある晩、不可思議な現象とともに見知らぬ場所へ降り立つ。不可思議な世界に降り立った二人のもとに不可思議な住民が襲撃する。 | 第4章 はじめての勇気 | 必死に逃げるもマエリベリーが捕らえられてしまう。蓮子は現地を調べていくうちに住民の本当の狙いに気づくと、マエリベリーを救うべく蓮子は敵地へ乗り込む。 | エピローグ 観るのはふたり | 無事元の世界に戻ってきた。蓮子はお気に入りのパワースポットで、マエリベリーと共に星を見上げる。蓮子は大きな展望を春先の穏やかな時間に乗せ語った。 |
楽しい館 | 伊賀高原 | プロローグ「楽しい館」 | その館は常に楽しい事であふれている…。<br>ほら、今日もあの館はとても楽しそうです…。<br>「何やら悪い予感がしてきたのう」 | 第1章「星降る夜」 | どうやら隕石が落ちて来るらしい。<br>この館に。<br>…しょっぱなから理不尽だねぇ。<br>さて、どうするか…?<br>「そんなもの、キュっとしちゃえばいいんでしょ?」 | 第2章「図書館戦争」 | 今日も図書館に賊が来たらしい。<br>あそこは毎度毎度起爆剤になるのだ。<br>今日こそは何とかしてほしいのだが…。<br>「マスパを打たせるなーー!!」 | 第3章「鬼が来る」 | 何でか知らんが巫女が怒り狂っている。この館にすごい勢いで迫っている。<br>…既に終わった気がするが、最後まで諦めるんじゃない。<br>「あぁ、今日も巫女は輝いてるなぁ…」 | 第4章「激突!二体の巨神!」 | 河童の作ったロボットが暴走している。案の定こちらに向かってくるようだ。<br>慌てる住人達を前に、館の主は立ち上がった。<br>「どうやら、奥の手を使う時が来たようね…」 | 第5章「様式美」 | 何やら爆弾がある。<br>既にカウントが始まっている。<br>あと3秒。<br>…さぁて、みんなで叫びましょうか。<br>「爆発オチなんてサイテー!!」 |
恋と愛とバイオレンス | 諸星一(もろぼしはじめ) | 「好奇心と嘘をついて」 | 岡崎夢美はとある実験を成功させた。きっとこの成功で自分は教授になる。今よりもっと忙しくなると予感した彼女は、今しか手に入らないご褒美を求めて想い人と唇を重ねる。 | 「強く抱きしめて」 | 犬走椛は、天狗社会での仕事に辟易していた。誰も彼もが信用できない生活の中で、彼女に対して真っ向から迫ってくる後輩、柊(しゅう)とのやりとりだけが心の救いだった。 | 「鉄格子の隙間」 | 秘封倶楽部の蓮子とメリーは、政府お抱えの陰陽師を名乗る男「嘉瀬」に捕らえられた。記憶の消去「だけ」で勘弁してやると提案する彼の元から、二人は逃走を図るが……。 | 「メリーは別にその子のことが好きなわけじゃないんでしょ?」 | 暇を持て余したメリーは家庭教師のバイトを始めた。最初に受け持った生徒は学年最下位の少年。学校で全く良いことが起こらない少年に彼女はつい同情的になってしまい……。 | 「タバコをやめてくれるなら」 | 宇佐見蓮子の研究室には冴えない先輩の「居山」がいた。ある日彼の元に海外の研究所から誘いが来る。一緒に来てくれと打ち明けられた蓮子は、意外にもその誘いを承諾する。 | 「障子にゆらめく影」 | 西行寺幽々子は夜伽の相手を妖夢に探させる。幽霊たちの中から相手を連れてくると、幽々子は二人で障子の向こうに消えていった。妖夢はじっと障子越しに幽々子の影を追う。 |
拳の生 | 伊賀高原 | 第1章「拳の夢」 | 彼女は拳に生きたいと思っていた。<br>それは彼女の本能だろうか?強さへの憧れだろうか?<br>思いの根本すら今は思い出せないが、とまれ彼女は故郷を離れて望みを叶えたのだ。 | 第2章「門番」 | 旅の中で、彼女は吸血鬼と出会った。<br>その吸血鬼は強かった。そして多くの敵を抱えていた。<br>吸血鬼と戦って満足した彼女は、その敵と戦うために吸血鬼の門番となった。 | 第3章「scarlet」 | 毎日毎晩、様々な者達の相手をしていた。<br>誰一人として門を通すことはなかった。<br>そういて彼女は常に紅くなっていた。<br>そんな彼女はこう呼ばれた…「紅い悪魔」と。 | 第4章「幻想の拳」 | そんな折、吸血鬼は幻想郷…拳を使う事のない地へ行く事になった。<br>…すっかり打ち解けた吸血鬼と別れたくはなかったが、<br>自らの拳が幻想となる事に、彼女は懊悩した。 | 第5章「拳に生き…」 | …長く思い出に耽ってしまった。こんしてのんびり過ごすのも慣れたものだ。<br>拳を捨てた世界…それも悪くない。<br>そう言いつつも、彼女は思う。<br>「私に拳は捨てられない」 | エピローグ「拳に生き続ける」 | 彼女は門の前で拳を振っている。<br>この地を離れた時、また拳の生が始まる。<br>今はその生の間の、一時の休息である。<br>…彼女が拳の生を再開するのは、いつの日だろうか。 |
戦う兎 | 伊賀高原 | プロローグ「玉兎」 | 月…地球から何もかも離れたこの地には、数多の兎…玉兎が住んでいる。<br>この作品の主人公も、その中の1人だ。<br>…正確には、「1人だった」のだが。 | 第1章「脱走」 | 彼女は兵士だった。<br>そのくせに臆病だった。<br>…つまりは、向いていなかった。<br>月で大きな戦争が起きたその日、彼女の姿は月から消えていた。 | 第2章「異郷」 | 今、彼女は穢れた地に立っている。<br>同じく月から降りた者達に匿われ、生き抜いてきたのだ。<br>思い出すのは悪い事ばかりな気がするが、不思議と心地の良い場所であった。 | 第3章「出陣」 | 噂が聞こえてくる。月で大きな戦争が起きるらしい。<br>師匠が彼女に命じる。<br>「月に行け」…<br>彼女が戦争のために月に行くとは、皮肉としか言いようがない話であった。 | 第4章「戦争」 | 熾烈な旅路だった。昔の仲間と、上司と、一戦交えた。<br>そして、彼女は月のために侵略者と戦う事になった。<br>…彼女が戦いたいと思ったのは、きっとその時が初めてだった。 | エピローグ「英雄」 | 月は救われた。彼女の手によって。<br>あの臆病な月の罪人は、月の英雄となったのだ。<br>…何やら面倒事は以前よりも増した気がするが、彼女の心は晴れやかであった。 |
紅霧異変~easy~ | ぱら | プロローグ | ブウウ―――ンンン耳障りな音に目を覚ました彼女は異様な光景に気が付いた。空一面の紅。<br>異変と察知した彼女は、なぜか湧き起こる義憤にとらわれ解決に赴いた。 | 3面 | 道中闇の妖怪、氷精、ティッシュらを蹴散らして進むと、<br>怪しげな紅い洋館にたどり着いた。<br>その門を守るは紅い髪の少女だった。 | 4面 | 門番を退け洋館に侵入すると外見からはありえない広さの図書館だった。<br>困惑していると7曜の魔女に制止された。 | 5面 | 病弱な魔女を下すと、またしてもありえない広さの廊下に出くわす。<br>空間をいじるのが好きな者の話を思い出していると、<br>どこからともなくメイドが現れた。 | エピローグ | 突然現れるナイフに苦戦しつつ勝利。<br>「2時間前に出直してきな」とメイドが呟いた瞬間気が遠くなり暗転。<br>記憶もあやふやになり後には耳障りな音が<br>ブウウ―――ンンン | ||
吾亦紅の夢十夜 | 水炬 | 第一話 あの子との出会い | こんな夢を見た。<br>縁側にて月見酒をしていると、幽愁陰鬱な女が、幽かな声で貴女を殺しに来たと云う。 | 第二話 生い立ち | こんな夢を見た。<br>神代とまでいかないが相当昔の事である。物心付いた頃には母は居なかった。 | 第三話 天狗くずれ | そいつとの出会いはこうだった。<br>それは覗き込むように見ている。それは舌舐めずる様に見ている。<br>それは心を読むような眼である。 | 第六話 大枝の鬼と愛宕の鬼 | 丹波に向かう途中、日も落ち夜の帳が下りようとしていた。<br>どこからか、喧嘩と思しき叫び声が聞こえてきた。 | 第九話 人ならざる賢人 | こんな夢を見た。<br>天狗くずれと今生の別れを告げ幾年月が経っただろうか。<br>心勢いもなく人としての身なりも乱れてしまっていた。 | 第十話 あの人との出会い | こんな夢を見た。<br>縁側にて月見酒をしている燦爛玲瓏な女を見つめ、貴女を殺しに来たと云った。 |
Re:あの星を見た日から | ジュジュ | 「プロローグ 観たのは「もう」ひとり」 | メリーはお気に入りだったパワースポット足を運び、ある少女を見つめていた。<br>寒空の中でひとり、ふぅっと息を吐く。<br> | 「第一章 ひとりでの出会い」 | 大学生のメリーは一人の少女を見つめ続けていた。ある日、神社でその少女に声を掛けられる。少女は自分とオカルト同好会を作ろうと誘ってきた。メリーは遠くを見つめていた | 「第二章 「 」のオカルト」 | 少女と出会ってからもう一人の少女は、頭痛が酷くなった。でも、オカルトに遭遇した少女の笑顔を「観ている」と、それは鈍いものになった。 | 「第三章 夢/現の世界」 | メリーと少女はある晩、あの場所にまた来てしまった。<br>少女に白い手袋をつけた手が巻き付いていく。まるで八重垣に集う八百万の神のように。捕らえて放さない | 「第四章 はじめの勇気」 | 白い手に包まれるメリー。これでいい、いくつもの決意と勇気の手<br>あんな結末を迎えるなら八雲の巣に捕らえてしまえ<br>はじめの勇気を思い出し消えていく少女を見つめる | 「エピローグ 観るのは?人」 | 無事元の世界に戻ってきた。蓮子は寒空の中で、ふぅと息を吐く。彼女は大きな展望をもっていた。今度こそ必ず少女を救ってみせる<br>蓮子は穏やかに身を隠す少女に声を掛けた |
う笑も日今は者れく捻 | ユア | かきがえまもとれそかきがとあ | さ語物ないたみソクの鬼邪天いなもうょし――は語物のこ。よるやてえ教に先を末結はに者れく捻なんそ。ねる出が吐反。なだ者れく捻当相も前おてんなるすとうも読を本なんこ | 「う笑」も日今は者れく捻 | !ーぜいならまつ、いならまつに高最――「う笑」にから高らがな見を火花は者れく捻。いないゃちせ返りくっひつ一何。いないも間仲しいなも所場居。いないゃちっわ変も何 | 逆反のちっぼり独 | ……とうよし伏降「に緒一」。たっ言うこれ現に前の私び再が姫、きとなんそ。さ私がのう笑てい向をろ後もで況状なんど。とこのもついものなけらだ敵がり周もとこるいでり独 | む沈に城さ逆 | たっましてれ呆し零を「み笑」ずわ思は私にさ醜のりまあのそ、きとたげ下見を撃一の後最らか床の城れさば飛き吹に幕弾。てっよに女巫の白紅。たし敗失は変異たしこ起と姫 | 姫の命運 | だん「たっ笑」で味意の当本、てめ初きとのこは私。い逢出の悪最低最にさま。るがやてっ持はけだ力にせくいなら知も何、で前丁一はけだドイラプと感義正にせくいさ小は体 | 々日のけだう笑だた | たっだき好大が私なんそは私。いなきではとこの下以れそ。いなきでかしれそもで。たっだび悦がのるめ眺を様くめたふて慌の人他。たっだき好がのるすをとこるが嫌の人他 |
失われたモノを取り戻せ!(ケース:信用) | 2M1NT(運営メンバ4名の各推しキャラで制作しようの会) | 信用を取り戻せ(著:瞑想獅子) | 寅丸星は焦っていた。最近の従者の返事はため息をつかれたり生返事をされることも多くなっている。自前の法力で主人として振る舞える何かは無い物か。 | 威厳探しを自然体と?(著:めるみ~) | チルノは考えていた。四季異変以降、後戸は外れたにも関わらず自分の力が時々暴走しかけていた。自分でもセーブが利くように自身の鍛錬が必要だ。 | 出来る女は一味違う(著:瞑想獅子) | 人里に来ていたアリスは、星とチルノにそれぞれ声をかけられた。どうやら、法力(魔法)の良い使い方と、本気を出さない方法を教えてほしいとのことだ。 | 貧乏は止められない(著:瞑想獅子) | 依神紫苑は人里を徘徊していた。楽し気な三人組が力の扱い方について話している。世の中には止めたくても止められない力も存在するのだ。それを教えてあげよう。 | ED1.予想外の事態(著:瞑想獅子) | その日は大騒ぎとなった。紫苑が星に憑依したことで能力が『自分も含めて不運にする財を集める能力』に代わり、あらゆる危険物がなんやかんやで集まりだしたのだ。 | ED2.適材適所の功(著:瞑想獅子) | アリスは解体、チルノは凍結をすることで処理し、幻想郷の管理者に感謝され、無事星は信用を取り戻せたのだ。一部の者(反逆者や好事家)の涙が流れたのは、また別の話。 |
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本棚2段目(11作品)
幻想郷食べ処探訪記 ~幻想少女たちの食事日記~ | Ya | 第1話 蕎麦屋『喜久(きく)そば』 | 蕎麦屋に来た文とはたて。酒を呑みつつ近況などを語り合う。<br>「シメは……わたしは天ぷらそばを」(はたて)<br>「えっ、さっき天ぷらを食べたばかりなのに!?」(文) | 第2話 居酒屋『ひょうたん』(1) | 晩御飯に居酒屋に入った幽香。料理を注文しすぎた幽香はシメのシソご飯を食べ損ねる。<br>「ポテトサラダとフライドポテト、どっちか一つにしとくんだったわ……」(幽香) | 第3話 食事処『鮎善(あゆぜん)』 | 菫子、咲夜、早苗、人間3人でのお食事会。ノンアルコールながら会話は弾む。<br>「マヨネーズならすべてを解決してくれる……そんな気がしませんか」(早苗) | 第4話 居酒屋『ひょうたん』(2) | 前日のリベンジとばかりに店に入った幽香だったが、今度は予想を超える大盛り料理に悩まされる。<br>「このサラダの量…2、3人で取り分けるやつじゃないの……?」(幽香) | 第5話 うどん屋『玉や』 | いつものように昼食に出かけた霊夢と魔理沙。ところが店でありえない人物と遭遇する。<br>「フム、この月見うどんというのが美味しそうだ」(純狐) | ||
不倶舞天 | ユア | 畜生ディセプションウォー | 今日も畜生界は騒がしい。いつもの抗争、いつもの暴力、いつもの策謀。しかし、これは周囲を欺くための上辺だけの戦争だ。そして私自身の気持ちを誤魔化すための戦争だ。 | 瑕ついたブラックオパール | 剛欲同盟の強襲により一時身を隠すこととなったが、まさか驪駒が私を庇うなんて。傷つき動けない驪駒と共にほとぼりが冷めるのを待つ。初めて訪れた二人きりの時間だった。 | 独りよがりのエモーション | 傷ついた驪駒は、口ではいつも通りに振舞っていてもどこか儚げで弱々しかった。――やめてくれ!そんな姿を見せないでくれ!私の知ってる驪駒は……私が求めた驪駒は…… | 劣等感と嫉妬心と羨望と憧憬のカクテル | 奴には力がある。私には力がない。奴は仲間を引き寄せる。私は仲間を寄せ集める。奴は自由に空を駆ける。私は地の底から空を見上げる。奴は気高く美しい。私は惨めで醜い。 | 一から生まれたアンチノミー | 傷が癒えた驪駒は、翼を大きく広げ私の前から飛び去っていった。小さくなっていく驪駒の背を眺め、切なく口惜しく思う一方で、私の驪駒が戻ってきてくれたのだと思えた。 | 畜生ラブストーリー | 私が対等である限り敵である限り、驪駒は私を求めてくれる。縛られないお前を求めながらお前を縛り付けたいと思うのは愚かだろうか。倶に天を舞えずとも私たちは倶にある。 |
幻想の細道 ~芭蕉俳句にみる東方要素~ | ポヒー | はじめに…「芭蕉先生ごめんなさい」 | 俳聖松尾芭蕉の句の中に東方要素を探しに行こう!見出しになっている句について筆者があれこれ妄想しています。かなりのこじつけを含みますので心を軽くしてご覧ください。 | そのままよ月もたのまじ伊吹山(そのままよ つきもたのまじ いぶきやま) | 伊吹山(伊吹萃香) 松尾芭蕉という人は実際に伊吹萃香に会ってこの句を詠んだのではないか、と思えるほど的確に鬼としての特性や矜持、孤独を表現している。 | 荻の穂や頭をつかむ羅生門(おぎのほや かしらをつかむ らしょうもん) | 羅生門=羅生門の鬼(茨木華扇) 荻はススキのような植物で、その穂が頭に触れたことを鬼に掴まれたと表したもの。華扇ちゃんに頭を撫でられたいだけの人生だった。 | 山路来て何やらゆかしすみれ草(やまじきて なにやらゆかし すみれぐさ) | すみれ草(宇佐見菫子) すみれ草をすみれ。「ゆかし」とは「懐かしい」とか「心を惹かれる」といった意味であって、ゆかりんを形容したものではない…はず。 | 於春々大哉春と云々(ああはるはる おおいなるかな はるとうんぬん) | 春(リリー・ホワイト) 似たような語感で有名な「松島や」の句は芭蕉作ではありません。「大哉」の「大」を大妖精と解釈すると…あとはわかるな? | 旅に病で夢は枯野をかけ廻る(たびにやんで ゆめはかれのを かけめぐる) | 墜符「大気圏に落ちて、夢は地表に降り注ぐ」 憑依華における夢世界の天子のスペカの元ネタか?生涯最期の句に「夢」を詠み込んだ芭蕉の魂は、幻想郷に今も息づいている。 |
黒い海、銀の舟 | ネ谷2(ゆーじ) | プロローグ 庭師の果たす使命とは | 白玉楼の主、西行寺幽々子よりいつも通り無理難題を押し付けられた魂魄妖夢、<br>その白いため息は果たして寒さか、魂か。 | 第1章 斬撃、重ねる | 音の鳴る方向へと進むと既に鈴仙・優曇華院・イナバが戦闘を始めていた<br>視界に収めるやいなや抜刀し、すかさず妖夢も息を合わせ、敵を薙ぎ払っていった | 第2章 鋼鉄の青天井 | 既に部屋はバチバチと音を立て熱を帯び始めている。2人は急いで脱出を試み、<br>次の戦いの準備を始めていく。 | 第3章 それは海と言うにはほど遠く | 妖夢と鈴仙は指示された通り海へとオーブを還(かえ)した。だが、それは敵の<br>仕組んだ罠であり、2人は想像とは違う光景を目の当たりにすることになった。 | 終章 今日のレシピ | かくして幽々子のいたずらにより2人はカレーではなくハヤシライスを作ってしまう、だが幽々子の食欲は収まらない。次はシチューを食べたいわぁ。2人の煮込み料理は続く! | ||
海と山の間に | 京家つばさ | 第1話:海から見た世界 | いつものように静かの海を眺める綿月姉妹。しかし豊姫は浮かない顔をしている。依姫が問いかけるが言い淀む豊姫。静かの海に豊姫は何を思うのか。 | 第2話:山は何を映すか | 幻想郷。永遠亭から一人外に出た輝夜。こちらも何か思い詰めたような顔をしている。本来は見えないはずの妖怪の山の方を見ていた。 | 第3話:決死の船出 | 静かの海と月のを背に月の都を一人船出する豊姫。同じく竹林から妖怪の山へ向かう輝夜。この二人、果たして出会えるのか。 | 最終話:海と山を繋いだ世界 | 妖怪の山で出会った豊姫と輝夜。夜の船を漕ぎながら永遠亭へとたどり着く。永遠亭の一室で楽しく語らい、宝物や二人の新しいアビリティカードを見せあった。 | ||||
科学信者さんの一日 | Aneko3 | 06:00 Good morning,my fantasia | 静かな朝。幻想郷で科学を夢見る朝倉理香子は、新たな知識を求めて、今日は少し遠出をすることにした。 | 09:00 hi bibliophilia,What’s A Readable? | 外来本を多く扱うという貸本屋・鈴奈庵を訪れた理香子は、入荷したての本を集めた本棚で、一冊の本に目を留めた。 | 09:45 二ッ岩の戯れ | 鈴菜庵を出たところで、理香子に声をかけてきたのは先程店内で遭遇した二ツ岩マミゾウだった。彼女は理香子に興味を持ったらしく、山に棲むとある者を紹介してきた。 | 17:00 Dream shop of Gensokyo | 山を下りた理香子は、研究資材の調達のため香霖堂へ向かった。買い物を終え、店を出た理香子は思わぬ人物と遭遇する。 | 19:00 現世は夢幻の彼方に ~ Lasting dream... | 人里離れた自宅へ帰ってきた理香子は、入口で蹲る外来人・宇佐見菫子を見つけた。何かに追われ迷い込んだのだと言う。怪我をした少女を放っておけず、家に招くことにした。 | 23:00 Good night,good fantasy | いつも通り迎える一人の夜。今日は新しい資料を手に入れたし、新しい出会いもあった。明日からまた、研究に明け暮れる日々が続くだろう。 |
魂魄裁判~勝訴なんてあんまりない~ | RYK | 半人半霊の弁護人 | 弾幕ごっこにかわるルール、それは裁判だった!しかし妖夢はなかなか勝つことができなかった・・・。そんなある日妖夢のもとに依頼が入ったのだった…。 | 犯人は庭渡久侘歌 | 裁判長である四季映姫・ヤマザナドゥがおなかを壊した!とりあえず唯一の目撃者である久侘歌ちゃんが疑われ、誰もそれを疑わなかった!本当にそうだろうか…? | 三途の川の手がかり | なんやかんやで久侘歌ちゃんは冤罪だとわかった。翌日調査の為三途の川に。そこでみたものは・・・? | やっぱり久侘歌ちゃんかもしれない | 事件が進まないから久侘歌ちゃんに罪を着せようという動きがあった!急いで犯人を捜さないと久侘歌ちゃんに罪と残業が・・・! | 犯人はお前だ! | ついに見つけた犯人!しかし激しく抵抗する・・・ここはやっぱり原点に返り、<br>弾幕ごっこだ!! | エピローグ | 今日も今日とて失敗続き。あの事件解決は偶然なのだろうか・・・?めげずに妖夢ちゃんは今日もがんばるのであった |
活動記録 20■■年 No.3 | かづき | 概要 | この文書は、府内某所の怪異存在反応跡地で発見されたものである。作成者は特定されているが、現在の所在は不明。機密情報を含むため取扱いに注意されたし。 | Case.1 喰鬼 | 墓地に生息する怪異の記述。数箇所に『グール』という記載あり。特徴は『キョンシー』のそれに近いが、異常な食性に関する記述から未知の怪異存在である可能性あり。 | Case.2 月の妖精 | 生物の精神に働きかけ、恐慌状態を引き起こす怪異存在についての記載であると思われる。記述に支離滅裂な部分が多く、詳細な解読は困難。 | Case.3 八咫烏 | 唯一、怪異存在ではなく神霊類との接触についての記述である可能性が高い。良好なコミュニケーションの記録あり。府内で発生した異常熱源と関連している可能性あり。 | Case.4 山姥 | 古くから存在を確認されている怪異存在の記述。既知の情報を超える新たな記述は見られないが、Case.3と同様に作成者との良好な対話の様子が詳細に記載されている。 | Case.5 境界渡り | 機密指定怪異存在『境界渡り』についての記述。未完成のこの記述を最後に作成者達の所在が不明となっているため、情報漏洩ルートの特定は困難であると思われる。 |
〝Utopia〟 | なちょ | 第壱章『人類』 | 人間と妖怪達の共存する世界。<br>だが、次第に人類は妖怪達の存在を否定し始める。<br>そこで妖怪を統べる指導者"紫"は1つの結論を導く。 | 第弐章『独立妖怪行政地区』 | 人間の住まう地区からそう遠くない所に独自の行政地区を築いた紫。<br>当然、それぞれの思想は激突し、やがて争いへと発展してゆく。 | 第参章『憤怒』 | 妖怪達はほぼ全滅した。<br>生き残った妖怪達の扱いも言うまでもない。<br>紫は怒り、妖怪に最も近い存在である人間、すなわち巫女を捕虜として捕える。 | 第肆章『ネクロファンタジア』 | 人々から『死の楽園』と呼ばれた行政地区。<br>その扱いに耐え切れず、やがて妖怪達は近隣の人間を殺戮し、自らを結界で閉ざしてしまうのだった。 | 第伍章『命』 | 捕えた博麗の巫女は早死にした。<br>上級妖怪達は"命"の儚さと愚かさを知る。<br>そして彼らは人間共の命を尽きた後も支配してやろうと『地獄』を創るのだった。 | 第n章『幻想』 | とうとう滅亡した『楽園鄉』。<br><br>妖怪達の『理想』。<br>人間達の『幻』。<br><br>二度と悲劇を繰り返すな。<br>『幻想郷』。<br>明治17年、妖怪達の物語はもう1度動き出す。 |
明治十七年の上海メイリン | R Scarlet | 序章 月の鈴と地上の鈴 | 上海で人に紛れて暮らす紅美鈴。今日も今日とて適当に人を殴って日銭を稼ぐ、そのはずだった。 | 一章 ヴワル魔法図書館 | 月から逃げてきたという信じがたいことを言う兎。彼女とともに美鈴は怪しい図書館に迷い込み魔女と出会う。 | 二章 光彩陸離 高山流水 | 今日の美鈴の仕事は少女から依頼された人探しだ。少女が探す生き別れの姉、その名を「リリカ・プリズムリバー」というらしい。 | 三章 空観剣 | ある日の美鈴の助太刀に入る老剣士と風祝。二人は九尾を追って日本から来たらしい。 | 四章 明治のエクストーショナー | 剣士も兎も金貸しには勝てない。金貸しの狸も不況には勝てない。であれば今日の美鈴の仕事は疫病神と貧乏神の退治だ。 | 五章 東方紅魔滬 | 吸血鬼の少女からの依頼。妹と同じ狂気を孕んだ母殺し。それを成さなければ上海に明日はない。街が紅い霧に包まれるまであと半日。 |
古明地さとりの記憶喪失(前編) | しーちきん | プロローグ 私の正体は | 気づいたら私はステンドグラスの中に包まれた大きな建物の中に居た。<br>私は誰で、いったい何者なのか……。 | 第1章 葛藤 | こいしという人物から「記憶は戻さない方が良い」ということを言われた。<br>このまま新しい人生を歩む方が、私はよいのであろうか……。 | 第2章 断片 | どうやら私は能力を使えるらしい。何故か分からないが、私は人の気持ちが分かる。<br>これでうまく記憶を戻せるのであろうか……。 | 第3章 消極 | どんどん記憶は戻ってきたが、能力のせいで人から忌み嫌われていることを知る。<br>やはり記憶を戻さない方が良いのであろうか……? | 第4章 決意 | 燐と空、そして周りのペットの様子を見ていると、とても楽しい雰囲気が流れている。<br>やはり私は…。 | プロローグ 本心 | 私は無事に記憶を戻すことができた。改めてこの環境に置かれていることを感謝した。<br>ただ…一つだけ大きな問題が。(後編へ続く。) |
タイトル 作者名 上記の本をクリックすると表示されます。 |
本棚3段目(10作品)
失われたモノを取り戻せ!(ケース:信頼) | 2M1NT(運営メンバ4名の各推しキャラで制作しようの会) | 1.信頼を取り戻せ(著:瞑想獅子) | 小野塚小町は落胆していた。最近の上司の小言はどんどん伸び、もはや説教のために出勤してるような錯覚に陥る。でもサボりはしたいのでご機嫌を何とかして取れない物か。 | 2.贈り物探しを新規開拓の技術者と?(著:めるみ~) | 河城にとりは悩んでいた。競合先となる山童も最近は技術革新が目覚ましく、今まで通りでは足が出るようになってしまっていた。そこで目を付けたのが中有の道の縁日だ。 | 3.元締めへの挨拶(著:つきみメロン) | にとりは霊夢に、中有の道で縁日を行うことを説明し、無事許可を得ることができた。別に博麗の巫女が許可するものではないのだが、念のため… だって霊夢だし… | 4.どちらでもない竹炭売り(著:瞑想獅子) | 竹炭売りをしていた藤原妹紅に縁日の情報が入る。河童と船頭が手を組むとは珍しい。死者の売り方を見てみようと、売れ残りの竹炭を携え、中有の道に向かうのだった。 | ED1.想定にない誤算(著:めるみ~) | 目論見は大成功、にとり達は大黒字に上機嫌だった。そこで声を掛けられた。緑の髪の女性。傍ら赤髪の死神を引きずっている。彼女は笑顔で、貴女に話があります、と。 | ED2.人間万事塞翁が馬(著:瞑想獅子) | 中有の道の生前見学刑の法案が提出された。前もって持ち物検査をし見学させる業者は既に決定済。映姫からは気づきの御礼が小町に伝えられた。妹紅は大変だなぁと思った。 |
秘封バイト録 ~The occult Part‐Time Job | おどドレ | プロローグ | 世界は科学による急速な発展を遂げていた。考えない人々による科学と思い込みによる否定により不思議が埋もれていった時代で、原始的な問題に悩まされている2人がいた。 | 第一話 「金が無いということは?」 | 資金不足によるオカルト活動不足により知能指数の下がった二人は根本的解決に至らない<br>支離滅裂で奇々怪々な会話を続ける。 | 第二話 「働くということは?」 | メリーは検索ページを開くも働きたくない蓮子は働く意味についてだらだらと項垂れ話す、文字を打つ指が重い | 第三話「バイトを選ぶということは?」 | ついにバイト紹介ページを開くことに成功した秘封倶楽部、しかしバイト経験のない二人は仕事内容のみで適当に選択してしまう・・・ | 第四話「無理難題を押し付けるとういことは?」 | 職場に勤め始めた二人、しかし内容はあまりにブラック、無理難題を押し付けられる二人は職場にオカルト現象を発生させる計画を立て始める・・・ | 第五話「金がないとういことは?」 | 普遍的な部屋で項垂れる二人、この近未来的で非化学な世界でまたもや原始的な問題に悩まされている2人がいた |
万年置き傘にご注意を | ジュジュ | 「大切な番傘」 | 先代から番傘をもらった青年は丁寧に扱っていた<br>まめに油をぬり破れたりしないよういつも抱えるように胸の中心で番傘を持っていた<br>番傘は必要とされていると実感していた | 「ごめんな」 | 番傘は駅のホームに忘れられた。<br>なんということはない。いい加減手間だったのだ。<br>番傘はそんなことはつゆ知らず、待ち続ける<br> | 「いつかな?」 | 梅雨独特の雨が降る前兆が鼻腔をくすぐる。<br>今日は来るかな?<br>ほどなくして、しとしとと雨が降り始めた。<br>またあの人と手をつなげるかな?<br> | 「大雨の日」 | 土砂降りの雨が番傘を襲う。<br>あの人を守れない。<br>きっとあの人は今頃ずぶ濡れだ。<br>無力感に番傘の心に穴が空き、それはボロ傘になった<br> | 「万年」 | 番傘もいよいよ処分される日が来た<br>そのとき、赤子を抱えた妊婦が我が子が雨に濡れぬよう番傘を手に取った<br>番傘は嬉しくなって舌を出して子供をあやす赤子はとても喜んだ | 「晴れの日」 | 赤子が傘を覚えて居られるはずが無く程なくして番傘は幻想にたどり着いた<br>人を守りたかった忘れられた番傘は今日も人々を驚かす<br>腹は膨れなかったが心は満たされていた |
「守る心」(紅楼夢で出すか検討中) | アジャストリーマ | 初め | 袿姫様が紅魔館へ行く事になったので付き添う事になった磨弓<br>あの異変で主を守れなかった事を引きずり原因を探っている | 紅魔館到着 | 紅魔館へ到着した二人、美鈴は寝ている。入ろうとしたが止められる二人。美鈴は寝ているのではない彼女は目が見えないのだ (気だけで人を確認できる) | 争い 上 | 結果的に入れず美鈴はしつこかった袿姫に攻撃するが磨弓が防いだ<br>美鈴は不思議に思う「なんで人の気が無いのに攻撃が止められるんだ?」 | 争い 中 | 見えない者と戦う美鈴と原因探りの磨弓が戦う事になるが美鈴は五感が鋭く優勢だった<br>だが、磨弓はすぐ復活し美鈴は集中力が切れ初め美鈴はきつい一撃をもらいボロボロに | 争い 下 | 劣勢なのに何故立ち上がるのか気になり美鈴に聞いた。彼女は答える「ここには守る仲間...いや、家族がいるんだ!」理解した磨弓と美鈴は最後一撃を放つが止められる | 締め | 止めたのはレミリア。美鈴は気を失う、気が付くと袿姫を呼んだが美鈴に伝え忘れていた事が発覚した。その後、磨弓に会い理解を深め合う。そして磨弓は美鈴から気を貰った。 |
人を食った話 | ジュジュ | 「邂逅」 | まだ幼い少年は禁じられた里の外に遊びに行ってしまった<br>そこでこの世の何よりも黒い妖怪に出会う<br>「貴方は食べて良い人類?」 | 「めんどくさいのだ~」 | ルーミアはそれだけで満足だった。<br>恐れさえあればわざわざ人の肉など食べなくてもいい<br>「食べるのも面倒だし」<br>そう言うと少年は安堵したのか暗闇の妖怪と会話を始めた | 「それから幾年月」 | 少年は徐々にその妖怪と仲良くなっていた<br>いつしか青年と呼べる歳になっても交流は続いていた<br>彼は彼女に恋をしていた。しかし、彼は青年で彼女は少女だった<br> | 「何気ない会話」 | 「僕、医者様になろうと思うんだ。この前竹林の先生に弟子にしてもらった」<br>妖怪はそ~なのか~で流していた<br>ただ、今までと違うのは妖怪も青年に惹かれていたことだった | 「悪い知らせ」 | あの青年が倒れたらしいルーミアは急いで彼の元に走った<br>青年は布団に横になってひゅーひゅーと苦しそうに呼吸をしていた<br>僕を食べて欲しい、それが彼の最後の頼みだった | 「いつまでも一緒」 | 食べやすいように解剖を習っただから面倒じゃ無いいつまででも食べられれるよだって蓬莱の薬を飲んだんだから君が最初に食べたあれ肝だよこれでいつまでも一緒に居られるね |
鉄蜘蛛狩り | ルチャナドイル | ソノ蜘蛛を追え | 妖怪の山で石桜の発生と妖精の減少が確認された。調査の中で河城にとりは明確な機械の痕跡を認める。これはかつて妖怪の山を荒らした月から来た機械の蜘蛛の仕業に違いない | ソレは生きている | 蜘蛛への対処に月兎の協力が要請される。だが蜘蛛の挙動は明らかにかつてと異なる。付喪神化しているのだ。 | ダレの為の殺戮 | 月人の嫌う妖精を殺す蜘蛛。同郷の友として蜘蛛を迎えたい鈴仙らは付喪神への対処として更に堀川雷鼓に協力を要請する。 | 雷神のサバキ | 雷鼓は協力を拒む。自我に目覚めた付喪神なら責任と罪もある。ならばせめて同族の私が裁く。一人駆け出した雷鼓の雷が容赦なく蜘蛛を追い詰めていく。 | ワタシの切り札 | 受容も断罪も拒む蜘蛛はいよいよ暴走し動物や妖怪にも襲いかかり始める。追い詰められた蜘蛛は最後の切り札として核融合炉を狙う。 | ||
記憶語り継ぐ人魚 | 鈴ぽろり | 第一章 | とある湖に棲んでいるいる人魚は一人の人間を見かけた。<br>その人間はとても格好いい男性だった。人魚はその男に初恋してしまった。 | 第二章 | その人間はたびたび湖に来るようになった。どうやら釣りをしに来ているようだ。<br>人魚はあまり魚がいないと伝えた。人間は人魚を見て驚いた。 | 第三章 | その人間は人魚に気づいていなかった。その事に人魚は驚いたが、意外と抜けている<br>人なんだなと思った。それ以降人魚は人間とよく話すようになった。 | 第四章 | ある日人魚はガタイのいい人間に襲われた。その人間は食べると不老不死に<br>なれる人魚の肝が目的だった。そうして人魚は亡くなってしまった。 | 第五章 | その肝は闇市に売られ、ある女性に手に入れた。その女性は余命を告げられており、<br>死にたくないがため肝を買った。そして、女性は肝を食ってしまった。 | 終幕 | 人魚の肝を食った女性は伝承どうり不老不死となった。だが、それから80年後。<br>その女性は人魚が恋をした男性の転生者になぜか運命を感じた。記憶は継がれていく。 |
独白 | 織然 | 「あの扉を開けるのは私でなければいけなかった」 | フランとの関係を憂慮するレミリアは一人思う。妹の能力を以ってすれば封印など意味をなさない。では今まで出てこなかったのは待っていたのではないか。求めた答えとは。 | 「春を集めたかったのは私だったのかもしれない」 | 冥界にも来客が増え主人はどことなく楽しそうに見える。もう一人寂しく庭を眺める主人を見ることはないだろう。半人の自分はいつまでも側にはいられない。ならばきっと。 | 「今もまだ私たちの時は止まっている」 | 妹紅が永遠亭に来る頻度は少なくなった。だが来なくなることはなかったのだ。これまで過ごした時は今を刹那としか捉えない。彼女が人としての生を享受しないというのなら。 | 「縁起が必要としたのは私ではなかった」 | 妖怪は正体を暴かれ忘れられることで死を迎える。ならその存在を記録することは人間を守るためではなく妖怪を守ることになっているのではないか。私がしてきたことは。 | ||||
レジスタ | ken‐3k | 第1話 レジスタ | 大捕り物を逃げ延びたものの、喪失感に襲われた天邪鬼。ふらふらと立ち寄った神社で賢者に見せられたのは、自分が見たことのない巫女の本気の表情だった。 | 第2話 パワデザ | 巫女をブッ飛ばしてやる と心に決めた天邪鬼。一度しか使えない反則アイテムを紫に持たされ、促されるままに鬼に腕試しを挑むことになったが…… | 第3話 メニサバ | 賢者は河童と1対50で勝ってこいと抜かす。反則アイテムに制限がある状況で勝てる訳も無い。手詰まりで山をさまよう天邪鬼は、山姥の縄張りに迷い込んでしまう。 | 第4話 ライライ | 何故か騒霊と組んでライブをやることになった天邪鬼、ボーカルと作詞を押しつけられてしまう。頭を捻らせる天邪鬼を小人の姫が物陰から睨みつけていた。 | 第5話 チルフラ | ライブの次は子どもの御守り!?以外にも円滑に物事を進める天邪鬼だったが…… ――決断を迫られた時 天邪鬼は何を思うのか 彼女は何に反逆するのか | 第6話 クラスタ | 巫女が神社からいなくなる!?天邪鬼とか反逆とかもう知らん、私は巫女をブッ飛ばしたいのだ。急ぐ天邪鬼の前に魔法使いが立ちはだかる。天邪鬼は決着を着けられるのか |
倫敦で満月が欠けた日 | ヨからはじまる人 | 第一章:彼女の世界 | 少女は生まれつき「彼女だけの世界」に行くことができた。親も仲間もいないまま育ち、街で盗賊の真似をして暮らしていた。ある日、その街は戦火に包まれる。 | 第二章:白い悪魔 | みるみるうちに屍が積み上がる中、少女は能力を駆使して生き残った。見様見真似で覚えたナイフの使い方も上達した。いつの日か彼女は「白い悪魔」と呼ばれ恐れられる。 | 第三章:紅い悪魔 | 戦が終わっても、彼女は血を求め彷徨い歩く少女。その前に立つ紅い瞳の少女。右手には煌々と輝く深紅の槍。吸い寄せられるように銀色の影が飛び出した。 | 終章:十六夜 | 「私の下に来い」紅い悪魔は手を伸ばす。「食っていける場所があればいい」白い悪魔は手を掴む。「こんな良い月の夜だし、後でかっこいい名前、考えてあげるわ」 |
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本棚4段目(10作品)
東方爆響デュオ | DAI999 | プロローグ | 八雲紫によって、幻想郷で音楽祭が開かれるようになった。本人曰く「楽しければなんでもいいのよ」とのこと。この話を聞いて二人の『末っ子』が動き始めた。 | Cord.1 狂気の音と幻想の音 | フランドールは姉にデュオ結成を断られてしまった。時を同じくしてリリカも同様にトリオ結成を断られてしまった。二人は宛もなく幻想郷を彷徨う... | Cord.2 狂気と幻想のシンフォニー | 彷徨う二人は出会った。末っ子同士波長が合うのだろうか?そんなことはどうでもいいんだ。二人はデュオグループ『スカーレット・プリズムリバー』を結成することになる。 | Cord.3 不協和音 | 「その音ってどういうことなの?」楽器初心者のフランドールに漏らしたリリカの一言は本人の耳に届いてしまった。狂った人形は、力なく独りで呟く。 | Cord.4 私の音は | フランドールはただ一人楽器と向かい合っていた。どうすればあなたの音は輝くの?そうひたすら問いかける彼女に、白い影と黒い影が訪ねてきた。 | Cord.5 狂気と幻想のSymphony. | リリカはフランドールの前に立っていた。自分の非礼を詫びるために。これを通して二人の仲は深まったようだ。音楽祭まであと数日。息ピッタリの二人が奏でる音色は... |
春の泉から秋の滝へ | ルチャナドイル | 序 spring of spring | リリーホワイトは春告精である。彼女にとっては春が全てだった。それ以外いらない知らない必要ない。そのはずだった。 | 1 春知秋 | 幻想郷の四季はしばしば異変によって乱れる。そして彼女は知ってしまった、秋という季節を。 | 2 春求秋 | 冬は知ってる。春を運んでくる季節。夏も知ってる。春を託す季節。じゃあ秋は?走り出した妖精の好奇心は誰にも止められない。 | 3 春望秋 | 秋を知るため彼女は全てに挑む。四季を名乗る閻魔に、四季を愛でるフラワーマスターに、四季を操る秘神に、スキマ妖怪の四季に…最後のは違わないか? | fall of fall | ある秋の日、秋静葉は春から送られた手紙に気づく。「私は春です あなたを知りたい 秋は何ですか」。拙い文字に微かな笑みを返し、彼女は筆を執る。 | ||
雑多な東方二次創作 | 諸星一(本文あるやつ) | 世界を隔てて | この世界を脱出すると決意した岡崎夢美は、助手のちゆりと共に旅立ちの準備をする。だがそんな中、夢美には一つだけ心残りがあった。彼女は自分の元指導教官の元を訪ねる。 | 咲夜さんが33歳くらいになったときの話 | 買い物に便利だから。そんな理由で見た目年齢を20歳そこそこで止めた咲夜。見た目は変わらないけれど、年を取るたびに、嫌でも変化はあるもので……。 | 動ける~こと | 冬のある日、博麗霊夢は雪かきをサボるための方策を考えていた。そして、倉庫の中にかつてしまい込んだアレの存在を思い出した。 | 処女たちの宴 | 秘封倶楽部の二人は、28歳にもなって恋人の一人もいない毎日を送っていた。凝り固まった恋愛観が暴走し、飲みの席で言いたい放題言いまくる。 | 姉妹の差 | ルナサは妹たちに自分が処女であることを知られていなかった。メルランが男としけこんだある日、リリカは何も知らないルナサに男女関係の愚痴をこぼし始める。 | 電子レンジにパンツ | ある夜、寅丸星は何をトチ狂ったのかナズーリンのパンツを電子レンジに入れて温めていた。 |
幻想郷式水平思考クイズ『玄爺のスープ』 | ミスリルスター | 《問1》虚しい笑い | 博麗霊夢がある日、お賽銭箱を確認したら、昨日一日誰も来ていないのに、とても笑顔になっていたよ、何でだろう。 | 《問2》防火・防災・紅魔館 | 毎年9月1日は防災の日です。紅魔館では、火器の取り扱いには一層の注意を払っていました。しかし、紅魔館が爆発してしまいました。何でだろう。 | 《問3》不思議な行列 | 入ったが最後、出ることは願わないとされているとかいないとかでおなじみの迷いの森。そんな迷いの森に、大勢の人が行列を成していました。何でだろう。 | 《問4》動かないスマートフォン | 今日も今日とて幻想郷を散策している菫子。いつもは使えていたスマートフォンが、今日はなぜかうんともすんともいいません。なぜだろう。 | 《問5》俊敏鴉記者が負ける日 | 幻想郷1・2を争う俊敏さを持つ射命丸文ちゃん。そんな彼女が競争をしたら、なんと負けてしまいました。何でだろう。 | ||
失われたモノを取り戻せ!(ケース:快適) | 2M1NT(運営メンバ4名の各推しキャラで制作しようの会) | 1.快適を取り戻せ(著:瞑想獅子) | ドレミー・スイートは疲れていた。最近の夢の住人は活きが良すぎて呼び戻すのも一苦労だ。夢の中で収まるよう興味を持てる何かが必要だ。 | 2.夢の住人探しをブンヤと?(著:めるみ~) | 射命丸文はふらふらと夜空を飛んでいた。萃香に飲まされた鬼の酒がまだ頭に残っている。気が付くと文はお疲れ気味のナイトキャップの少女を見かけた。 | 3.終わらぬ都市伝説異変(著:つきみメロン) | 霊夢は暴走した夢の住人を倒していた。見分け方は単純明快。ドレミーが居るかだ。あの文もそうに違いない。寝ている間が夢の住人なら、深酒が影響したのだろう。 | 4ドレミーのひらめき(著:ネギラーメン) | 紫苑は文と霊夢を慌てて止めた。夢の住人をたくさん見た紫苑の目に嘘はない。その時、ドレミーは霊夢を見て夢の住人を楽しませるアトラクションが閃いたようだ。 | ED1:どこかで見たミニゲーム(著:瞑想獅子、一部ネギラーメン) | 霊夢の易者割り、文のベストショット、紫苑の間違い探しとミニゲームも充実させた。どこかで見たことがある気もするけれど、夢の中を裁く法律は存在しないのでセーフ! | ED2:夢の興行開始(著:瞑想獅子) | 夢の世界は想像力の集合知。運動場や野球場、プロレス会場、アイロンがけ会場、カバディ会場など混沌を極めたが後は自分達で解決してもらおう。私は逃走者だけ見ていよう。 |
幻想郷 | ( 罪 ) | 博麗 | 博麗。この世界において特別な意味を持つ名。今世の博麗である博麗霊夢。彼女は、2日前に起きた謎の爆発の調査のため、霧の湖へ赴く。 | 異変 | 八雲紫が消息を絶ってから、1週間が過ぎた。人里の謎の霧。魔法の森に現れた謎のカラクリの集団。力を失った博麗霊夢。霧雨魔理沙は、迷いの竹林へ急ぎ向かっていた。 | 咆哮 | 炎に包まれた迷いの竹林。龍に襲われる魔界。爆発した紅魔館。博麗神社に避難する人妖。皆が疲弊する中、博麗霊夢は一人敵陣に赴く。霧雨魔理沙は彼女を止められなった。 | 希望 | 魔法の森跡で消息を絶った魔理沙。アリスは、赤い魔導書を片手に魔法の森に向かう。八坂神奈子と星熊勇儀は、攫われた相棒を探し、霧の湖の底に向かった。 | 賢者 | 異変の首謀者。幻想郷に絶望した者たちの想念が姿を現した。八雲紫は幻想郷に語り掛ける。博麗霊夢は、謎の巫女と対峙する。そして、幻想郷の境界が開かれる。 | 明日 | 異変は幻想郷の全てを燃やし尽くしながら終幕を迎えようとしていた。秋姉妹は命を賭して地面に埋まる。母と娘。二人の博麗は、沐浴し酒瓶を担いで博麗大結界の前に立つ。 |
グッバイ、オスマン! | toriwakame | プロローグ | 西暦1938年某月某日、東欧の某所にて数百年の眠りからレミリア・スカーレットは目覚める。 | 野心の夜明け | 赤い館の主人は目醒めるや、夜の眷属を掻き集めんと模索する。全てはあのオスマン帝国への報復のため… | 「永遠の国家」の黄昏 | パチュリー・ノーレッジは鉄面のように無表情を装いつつ、レミリア嬢の目覚めという好事に浮つきながら国際情勢の収集から手をつけ、驚愕する。「トルコ…共和国…!?」 | 奸計 | もし友が此のことを知れば再び永遠の眠りへと落ちるかもしれない。苦心し考え抜いた大図書館の主は、「オスマン帝国」がまだ存在するとレミリアに思い込ませることにする。 | シン・オスマン | レミリアを騙し通すため、パチュリーを始めとする紅魔館一同は新聞記事の捏造に着手する。近代国家に生まれ変わらんとするトルコ共和国の情報を捏造するのは大変だ。 | ワラキア公の憂鬱 | 実のところ、レミリアはもう真実を知っていた…。だが自分のために奔走する友を思うと、言い出せなくなっていた。 |
嫦娥スレイヤー クローン妖精異変 | レベラー | 1.クローン妖精計画 | 幻想郷・賢者会議。永遠亭から"クローン妖精計画"が提案される。妖精をクローン妖精に置き換えて、自然を管理する計画の裏には、月の賢者稀神サグメがいた。 | 2.賢者冬眠事件 | 幻想郷の賢者、八雲紫、茨城華扇が"冬眠"状態になって発見される。2人は、摩多羅隠岐奈と共に"クローン妖精計画"に反対していた。 | 3.私立探偵純子 | 純子と名乗る私立探偵が、八雲邸を訪れる。冬眠した紫を「月の都を凍結した術を掛けられている」と看破した彼女は、最後の賢者、隠岐奈の居場所を尋ねた。 | 4.嫦娥の影 | 隠岐奈邸。嫦娥の命を受けたサグメは、今まさに、隠岐奈を冬眠状態にしようとしていた。これで"クローン妖精計画"反対派の賢者は全滅。幻想郷の自然は月の支配下になる。 | 5.嫦娥スレイヤー | 隠岐奈に襲い掛かろうとサグメを阻止したのは――私立探偵、純子!? 否、彼女の名は「ドーモ、嫦娥スレイヤーです。嫦娥の部下殺すべし!」 | ||
【問題】さて、6人は何で繋がっている? | かづき | 玄武の沢 | 魔理沙?ああ、確かに来たけど……ちょっと世間話をして帰っていったなぁ。次の研究に、春告妖精の花びら?だか何かが必要って言ってたけど。 | 夜桜怪道 | 魔理沙さんなら来ましたよ、お話はよくわからなかったけど、お菓子をくれたので春をおすそ分けしてあげましたー。お寺の、神様?に会いに行くって言ってましたよ。 | 命蓮寺 | 先日宝塔を拾って貰ってしまいまして、そのお礼を……ひ、聖には内緒にしてくださいね?え、その後?外の世界から来たっていう、赤い眼鏡の女の子に呼ばれて行きましたよ。 | 人里 | え?ああ、ちょっと見かけたから、魔法の話でも聞かせて貰おうと思ってお茶してただけよ。なんか、早苗ちゃんに用事があるって言ってたけど……。 | 守矢神社 | 流石の魔理沙さんでも、神聖なお米を実験材料にするのはお断りを……その後ですか?えっと、聞き間違いかもしれないんですが……賽の河原に行くとかなんとか……。 | 賽の河原 | 白黒の魔法使い?何か、私が詰んだ石が欲しいって……何に使うのかしらあんなもの。えーと……ひとり?にとり?に後で削ってもらおう、とか言ってたような……。 |
とある地上の兎の回顧録 | きで | プロローグ | なにやら強大な外敵が月に攻め入って来るらしい…。私はもう傷付いたり、仲間が倒れ行くのを見るのは嫌だ…。 | 永夜抄 | 平穏な日々を過ごしていたのに、突然、人間や妖怪が永遠亭に押し入ってきた。結局、異変とやらの原因はウチではなかったようだし…。もう、なんなの? | 儚月抄 | レイセンが地上に降りて来たかと思えば、依姫様や豊姫様も訪れてきたりしててんやわんや。私を追ってきたのではなかったのは良かったけれど…。もう、なんなの? | 紺珠伝 | 久し振りの自機として月の都に出向いた迄は良いものの、私の知らぬ間に妙な噂は立てられてるし、純狐さんにはなんか気に入られているようだし…。もう、なんなの? | (無題) | (空白) | エピローグ | なんだい鈴仙のヤツ、日記なんて書いてたんだな。アンタが話題に上ることも少なくなってたけれど、久し振りにお師匠と姫様の笑顔が見られそうウサ。教えてもいいよね? |
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本棚5段目(10作品)
草の根の調 | 十竜 | プロローグ | 博麗大結界が成立する前、まだ外との境界が曖昧だった頃。<br>満月の夜、一人の少女が幻想郷に迷い込み、ひどく傷ついた一人の狼と邂逅する。 | 第一章 満月の狼 | あたりが明るくなり、狼は目を覚ます。目の前には少女が倒れている。<br>狼は少女を背負い、その場を去っていく。 | 第二章 清流の姫 | 数多の妖怪に襲われ、力尽きて川のほとりに倒れこむ。<br>二人に手を差し伸べたのは、一人の人魚だった。 | 第三章 人里の飛頭蛮 | この幻想郷において非力な少女を守るということ。それはあまりに無謀なことだった。<br>人里に隠れ住む飛頭蛮は、ある提案をする。 | 第四章 人々の噂 | 妖怪に育てられた者。その佇まいから人里の住人は少女の正体を噂する。<br>「少女を元の世界に返そう」三人はそう決めて、外の世界を目指す。 | 第五章 草の根の調 | 危難な幻想郷を抜け、人が営む世界へ足を踏み入れる。<br>妖怪の故郷から遠く離れた地で、三人は人を装いながら少女の故郷を探す。 |
山茶花の髪飾り | ニッケル | 起 | 僕は彼女が好きだった。幼馴染の中でも人一倍大人びていた、阿礼乙女と呼ばれていた少女。彼女への感情が恋なのか、はたまたただの憧れか、――それに気づくのは遅すぎた。 | 承 | 彼女は遠くへ行ってしまった。やっと気づいた自分の感情の納めどころをもとめ、僕は彷徨い続ける。その果てに僕は――。 | 転 | やっと彼女を見つけた。間違えるはずがない、ずっと思い続け待ち焦がれたのだ。その独特の雰囲気を一時たりとも忘れたことはない。「――やっと逢えた、阿弥。」 | 結 | 僕は彼女に逢いたかっただけだった、例え世界を敵にしても。その報いを受けた僕の耳に届いたのはどことなく懐かしい声の、よく聞いた言葉だった。「バカね、――。」 | ||||
秋大戦 | ( 罪 ) | 第1話 秋の味覚選手権 | 人里では、秋の味覚選手権が開かれていた。焼き芋を推す秋姉妹の前に、栗おこわを推す守矢の三柱。松茸と新聞をセット販売し暗躍する謎の天狗。博麗霊夢の腹は鳴っていた。 | 第2話 第4の味覚 | 三つ巴の秋の味覚選手権。膠着状態を打破したのは、梨!爽やかで清涼感あふれる梨だった!!地霊殿産の謎の果実に人々は魅了されていく。博麗霊夢の腹は鳴っていた。 | 第3話 コンテスト開催 | 闇討、買収、恐喝、秋の味覚の王座を求め、人々の心が荒んでいく。八雲紫は秩序を取り戻す為、公開コンテストを主催した。博麗霊夢の腹は鳴っていた。 | 第4話 秋の味覚 | 公正なコンテストで1位を飾ったのは、八雲家の秋刀魚だった。外の世界の食べ物だが、その美味さに皆争いをやめていく。博麗霊夢の腹は鳴っていた。 | エピローグ | 博麗霊夢の腹は鳴っていた。 | ||
博麗霊夢、最期の異変 | Lam | 第一章「六対四の相性」 | 勝てない理由を転嫁するのは容易だ。<br>天賦の才に勝るものなし・・・本当に? | 第二章「異変」 | いつも通りの異変。元凶を倒し宴を開き、やがて賑やかな人妖の群れに溶け込んでいく。<br>しかし今回ばかりは違う。霊夢はそう感じ取っていた。 | 第三章「嫌な勘ほど」 | 進めば進むほどより強くなる恐怖。これより先には進みたくない。<br>やがて異変の黒幕を見た霊夢は戦意を失くしていた。その正体は最も親しい友人だった。 | 第四章「伝説の夢の世界」 | 殆どの人妖にとって記憶にも無い世界があった。<br>靈魔殿で出遭ったその時から、定められた運命だったのかもしれない。 | 第五章「命名決闘」 | 最期まで人間として生きると決意した魔法使い。最期まで職務を全うすると決意した博麗の巫女。二人の弾幕は誰にも止められない。ただ夜空に咲く大輪の華を皆が眺めていた。 | 最終章「The Grimoire of Gensou」 | 人里の書物『幻想郷縁起』に名を連ねた英雄の二人が今、争っている。<br>己の全てを賭けて。幻想郷中の人妖が見守る最終決戦。決着はもうすぐ、そこだ。 |
失われたモノを取り戻せ!(ケース:充実) | 2M1NT(運営メンバ4名の各推しキャラで制作しようの会) | 1.充実を取り戻せ(著:瞑想獅子) | 古明地こいしは暇を持て余していた。最近の姉は動じなくて面白くない。あの頃の純粋なリアクションが懐かしい。誰かを使って地霊殿を揺るがすくらい叫ばせたい。 | 2.退屈しのぎを文明の利器で?(著:めるみ~) | 宇佐見菫子は目を輝かせた。いつぞやの自分が起こした異変で出会った帽子の女の子が自分に相談しに来た。なんでも、自分の持つスマホに興味があるらしい。 | 3.アリスはいつも通り(著:瞑想獅子) | アリス・マーガトロイドは旧地獄を急ぐ。某イベントが地霊殿で開催されるためだ。菫子が居たが興味があるのだろうか。高校生には刺激は強いが色々教えてあげよう。 | 4.会場は大騒ぎ(著:瞑想獅子) | 藤原妹紅は警備員として地霊殿で待機していた。妨害行為を見つけ次第、外に追い出すか、暴れれば鎮圧が仕事だ。外が騒がしいが、変な奴らならさっさと片付けよう。 | ED1.地霊殿に集う猛者たち(著:瞑想獅子) | 菫子は入場年齢に引っかかり、理解不足の菫子と早合点のアリスと藤原妹紅は対峙する。困惑と熱意と規則がない交ぜになり物々しさが入り口に立ち込め、事実上封鎖となった | ED2.さとりに刻まれたトラウマ(著:瞑想獅子) | 古明地こいしは菫子からスマホを拝借し、古明地さとりに近づき、無意識に操作させた。封印した黒歴史の朗読が会場に大音量で響き、さとりは同じ声量で叫ぶこととなった。 |
(修正)嫦娥スレイヤー クローン妖精異変 | レベラー | 1.クローン妖精計画 | 幻想郷・賢者会議。永遠亭から"クローン妖精計画"が提案される。妖精をクローン妖精に置き換えて、自然を管理する計画の裏には、月の賢者稀神サグメがいた。 | 2.賢者連続冬眠事件 | 幻想郷の賢者、八雲紫、茨城華扇が"冬眠"状態になって発見される。2人は、摩多羅隠岐奈と共に"クローン妖精計画"に反対していた。 | 3.私立探偵純子 | 純子と名乗る私立探偵が、八雲邸を訪れる。冬眠した紫を「月の都を凍結したのと同じ術を掛けられている」と看破した彼女は、最後の賢者、隠岐奈の居場所を尋ねた。 | 4.嫦娥の影 | 隠岐奈邸。嫦娥の命を受けたサグメは、今まさに隠岐奈を冬眠状態にしようとしていた。これで"クローン妖精計画"反対派の賢者は全滅。幻想郷の自然は月の支配下になる。 | 5.嫦娥スレイヤー | 隠岐奈に襲い掛かろうとしたサグメを阻止したのは――私立探偵、純子!? 否、彼女の名は「ドーモ、嫦娥スレイヤーです。嫦娥の部下殺すべし!」 | ||
しがない頼みと占い | アジャストリーマ | 初め | 易者に依頼の手紙がきた<br>易者は指定先の純狐の喫茶店「ムーンライター」へ出向く | 店内 | 店内には依頼主が座っていた<br>易者は座り依頼主へ語り始める | 占い | 依頼主は煙々羅だった<br>彼の占いは「人気投票の結果について」のことである | 結果 | 占うまでもないが結果は一票も入ってない<br>これを易者はしっかりと対策と一緒に伝えた | 締めへと | 分かっていた事だと煙々羅がいい感謝して立ち去る<br>依頼を終えた易者の前にコーヒーが一杯、彼の奢りだ。 | 終わりに | 人気投票ですら居なくなる事で幻想郷ですら居なくなるかもしれない<br>それでも優しい彼は今日もどこに... |
アリス 23年目の独白 | ( 罪 ) | 第1章 逢 | 退屈だなぁ。毎日人形遊びをしていると、ふと口に出してしまう時がある。そんな時だった、彼女に出会ったのは。 | 第2章 想 | 彼女に会いたい思いが抑えられなくなった頃。母の反対を押し切り、幻想郷に飛び出した。当てもなく彼女を探すアリス。見知った少女はアリスのことを知らないと言った。 | 第3章 時 | 風見幽香から告げられた残酷な真実。魔界と幻想郷の時間の流れ。見知った金髪の少女が、自分を知らなかった真実。そして、彼女はもう・・・ | 第4話 愛 | 知らないうちに彼女を失っていた。思いに耐えられないアリスの前に、紅白の少女が現れる。彼女と同じで、彼女と違う少女。アリスは自分の名を少女に告げる。 | ||||
Memory of Kirisame | DAI999 | はじまり | 私は...私はどうしているんだ?記憶がはっきりしない。体が思い通りに動かない。ただ何かに操られているような感覚だけがある。 | アイツとの対峙 | その日は体が自由だった。私の思考は、すぐにこの異変について霊夢に伝えるということになった。だが、アイツの元にたどり着いてから私はおかしくなった。 | 宣戦布告 | なに言っているんだ私!どうして...どうして霊夢にあんなことをしたんだ!私の体は私の意志に関係なく動くばかりであった。 | 薄れていく | 私の前に現れる霊夢。...霊夢って誰だ?今恐ろしいことに気がついた。私の記憶が失われている。...そもそも私は誰だ?私は何をしている?私は...私は... | ___ | お前は...世界に忘れ去られようとしていた存在。忘れられたくない、か。確かにそうだな。私だって忘れられたくない。ならば私に刻みつけるがいい。 | 忘却のその先は | 数日後、私は霊夢にボロボロにされて家で休んでいた。記憶は元通りになっている。そして、あのこともはっきりと覚えている。その名はーー |
5年半前に作ったネタ詰め合わせ | ヨからはじまる人 | 「風祝」 | 一子相伝の秘儀を引き継いだ早苗は、最後の信徒である老婆の今際を見届けようとしていた。最後まで信仰を捧げた老婆の遺志に、風祝は決断を強いられる―― | 「満月」 | 満月の日に人でないモノに変わってしまう少女。何度もうち捨てられ、もはや人のいる場所に住処はないのではと念がよぎった時、炎を纏った女性が手を差し伸べる―― | 「懐疑」 | 犬走椛は、スパイの疑いで射命丸文の追跡、処刑を「山」から命じられる。相対する二人。椛の迷いを看破する文。椛が取った行動は―― | 「運命」 | 「このままでは吸血鬼は滅ぶ」運命を見通した古い友人は、極東を目指し遠征することを決断する。東西の幻想が存亡をかけて争った先に掴んだ未来は―― |
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