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小説作品 ノーリミット部門(6作品)

東方あべこべ奇譚
金鉄宰相
梅雨が来たのか過ぎたのかわからない今年の夏、幻想郷は納豆の匂いに満ちていた。
湖の畔で大妖精と名もなき妖精は、氷の妖精と謎の男について話していた……
本文を読む
――幻想郷某所。大妖精は泣いていた。理由は伏す。
「いや、伏さないでよっ!?」
思わず声を荒げたのは湖に住まう妖精。名前もない、いわゆる「モブ」と呼ばれる妖精である。
「誰に怒っているの……?なんか変な物でも食べたの……?」
「あんたには言われたくないわよ」

前言撤回、場所は霧の湖の畔。梅雨が来たのか過ぎたのかわからない今年の夏、幻想郷は納豆の匂いに満ちていた。
『あたしはたくあん派なんだけどね』
最近神社の近くに住む三妖精が突然きんぴらごぼうにドはまりし、おすそ分けで毎日ごぼう漬けになっている博麗霊夢は言う。
「ちなみに霊夢さんは最近山葵を育て始めたらしいわ」
「その情報今いる?」
「そう、事の発端は一週間前、チルノちゃんが左手だけで杉の木一本から背もたれを作ることに挑戦していた時だった……」
「いきなり話始めないでよ」

一週間前。同所にて……
「チルノちゃん、今日は何するの?」
"My dear friend. I have recently had the pleasure of building a chair. So, I'm going to try to make a chair today."
「そっか、私は何を手伝えばいいかな?」
"Now, please help me find a good tree to make a chair."
――私たちはいい木を探すため森に入ったの。それから私たちは協力していくつかの木を切り倒したわ。中が腐っている木、まだ若すぎる木、プリンの香りがする木、モチモチの木……全部で6本ぐらい切り倒したかしら。それから少しして、チルノちゃんが良い杉の木を見つけて、『これにしよう』ってことでその杉を二人で運んだわ。それが今あなたが椅子代わりにしている丸太よ。

「えっあっごめんなさい」
「良くてよ。後で覚悟しておいてね。」
「どっちなのよ……」

――話を戻すわ。チルノちゃんと二人で椅子を作っている時、向こう岸が光っているのが見えたの。気になってそこに行ってみると、地面に魔法陣の跡があったの。焼け焦げていたわ……

「じゃあ、誰かがそこで魔術を使ったってこと?それから?」
「あと真ん中にスイカが置いてあった」

――二人でそれを見ていたら、後ろから誰かがやってきたの。
それは人間の男で、ちょっと口ひげがあって。髪の毛がモジャモジャで、どことなく北の方で演劇やってそうな雰囲気だったわ。
「お気づきになられましたか」
"Who are you? What's your name?"
「私は諸葛亮と申すものです。お二人は見たところ、妖精とお見受けしましたが」
その男は『大吟醸』と書かれたシールとやかん、マダガスカルだけが穴開いたフレームの無い地球儀をくれたの。
それからしばらく話をして、チルノちゃんと彼は意気投合したようだった……過去最速よ。

「あのさ」
モブ妖精が話を遮る。
「異常に情報量多くない?」
「そうなの?妖精だから何一つわからないよぉ……」
「急に見た目年齢相応の反応しないでもらえるかしら」

――それから数日経って、諸葛亮に連れられて里の甘味処に行ったの。そこで野菜が沢山乗っかった『にんにく油と肉、麺のパフェ』なる物を食べたわ。甘くは無かったわね。それで、甘味処を出たの……
「突然ですがご両人、今この幻想郷で何が起きているかご存知ですか」
"I don't know anything about it. We are all too busy living for today."
「私も何も知らないよ。何が起こってるの?」
「それでは身の回りで何かおかしなことはありませんか?例えばどこに行っても納豆みたいな匂いがするとか」
「あっそれはあるかも」
「今、この幻想郷ではあらゆるものがあべこべに、常識が壊れる異変が起こっています。おそらく会話もまともに通じていない。視認する物、聞くものすべてが改変されてしまうのだから。つまり、今私は諸葛亮孔明としてご両人と話していますが、私の本当の名前は■■■■■で、あなた達から見た姿と私から見た私は違っているのです―――――」

「ちょ、ちょっとまってよ!理解が追い付かないわ!!」
ふたたびモブ妖精が話を遮る。しかし、構わず大妖精は話を続ける。

――私たちは戦う準備をした。言われてみればチルノちゃんは何を言っているのかわからないし、月が空に三つもあるのも、白黒魔法使いがやたら憂いた顔で『誰だお前』とか言っているのもおかしい。彼は自分の陣地に連れてってくれたわ。そこには戦うためのものがいっぱいあった。そしてそこには、右腕が18本になった射命丸文と中華鍋に乗っている小人族が居たわ。その他にも、元が誰だか分からなくなってしまったけど、どことなく知っているような誰かが。彼女らは自分の存在が書き換えられ、そしてそれを誰にも認知されなかったまま異形の骸となった……孔明は彼女らを素材にいくつかの武器を作り上げた。そして私たちは反撃の狼煙を……

ごくり、と唾を飲み込むモブ妖精。黙り込む大妖精。
「の、狼煙をどうしたのよ」
「だけど……」
「だけど?」
「チルノちゃんが」
「え」
「チルノちゃんが……昨日の午後から様子がおかしいの!」
大妖精は恐怖に青ざめ、泣きだした。足は震え、蜆が張り付いたような羽根は小刻みに揺れている。
ふと、モブ妖精は疑問を抱いた。
果たして、大妖精はこんな姿をしていただろうか?もっと羽根は美しく、薄かったのではなかろうか。髪は緑がかっていなかったか?そもそも、こんなに大きかったっけ――――

世界が暗転する。まるで何かに強く体を押さえつけられているかのような感覚。ずっと自分が落ちていく。暗く深い、意識の底へ……

目が覚めると、大妖精のような何かとぶっちゃけどこぞの大泉の洋な中華風の格好をした男が目の前に居た。
「チルノちゃん、起きたね。急に昼寝をし始めちゃったからびっくりしちゃった」
「え……?」
「待ってください大妖精。チルノさんの様子がおかしい」
「え、何……?どういう事?私、さっきまで畔で話をしていて……」
「チルノちゃん?」
「ね、大妖精。さっきの話どうなったの?反撃の狼煙は?チルノがおかしくなったって何があったの?ねぇ!?」
「どうしよう孔明さん、私、チルノちゃんの言っていることが分からなくなっちゃった……!」
「ええ、先ほどまでとは違う言語を話しているかのように思えます……」
モブ妖精、もといチルノは混乱した。大妖精のような何かと諸葛孔明なる者は話し込んでいる。窓から差し込んでくる光が虹色に染まっていた。
ふと、暦が壁に掛けられているのに気づく。日付は、先ほどでいうところの『昨日の午後』であった。
「わたし、チルノになったの……?」
急に恐怖と絶望で涙が込み上げてきた。納豆の匂いは脳裡に焼き付いて離れない。
「ねぇ大妖精、あなた本当に大妖精なの!?答えてよ、教えてよ!今何が起きているの!?」
「チルノちゃん日本語話してよ!!」
この叫びが、モブ妖精のようなチルノを、チルノのようなモブ妖精を凍らせた。いま、彼女から放たれる言葉は全て異国の言葉として聞こえているのだ。それは意思疎通が不可能であることを意味していた。
「あ……」
これ以降モブ妖精は何も喋られなくなってしまった。喋る気力が、失せてしまった。
私は一体、何者なんだろう。その問いは、妖精の頭には到底解を出せそうにないものだった……

「――それでこの異変を解決するヒントなんだが、境界があやふやになっていたというのがな……」
「もうわかったわ。この犯人、小鈴と紫やろ」
「すごいな朱鷺子は……!きっと将来は占い師だな!」
「うんうん、ウチの夢は占い師……ってなんでやねん!」
「それで、結構自信あってな、次の飲みではこれを基にしたてぃーあーるぴーじーというものをやってみようと思うんだ。どうかな!?」
「香霖堂さん、アンタ噺作るの下手やなァ……」
幻想郷は、今日も平和である。祭りの香りを漂わせて――
昼間 液晶画面前で 西行寺幽々子が 料理をした
水炬
幻想チューバ―になった幽々子様がお昼ご飯を作る動画を流すだけ。今日のお昼ご飯のメニューは鶏そぼろのネギマヨ丼!……お腹空いた。
本文を読む
幻想チューバ―ゆゆこの昼餉の三分クッキング!

はぁい♪画面前のみなさ~ん、こ~んに~ちは~。
幽々子の昼餉の三分クッキング始まるよ~!

今日は~鶏そぼろのネギマヨ丼を作ります!
材料は、ご飯一合程度、鶏そぼろはご飯をよそった時に隠れる程度の量が良いわね。
その上に刻んだネギをたっぷり入れてね。そしてマヨネーズを適量かけて……。
あ、あんまりかけ過ぎると酸っぱくなっちゃうから注意ね♪
あとは、お好みで七味唐辛子をかけるといいわね!

うん、これで完成よ♪

よし、出来たから食べましょうか!
みんな、麦酒の準備はOKかしら? それじゃ、いっただっきまーす!
初々しい記録
諸星一(もろぼしはじめ)
140字で提出したものの全編です。もし枠内で紹介する際は、140字で提出したほうを採用していただけると助かります。
本文を読む
"太陽が空の中心に居座っている。真夏の日差しは、あらゆる場所を業火で焦がした。それはここ、【冥界】であっても例外ではない。
「妖夢~、暑いわ~」
白玉楼の主―――西行寺幽々子―――は、はだけた服を直そうともせず、縁側に寝そべっていた。
氷水の張ったタライに足を突っ込んでダラリとしている。口元には溶けかけの棒アイス、寝そべりながら舐めていたせいか、手も口の周りもベタベタ。
「幽々子様、夏は暑いものですよ」
幽々子の従者―――魂魄妖夢―――は、主の呼びかけに小走りではせ参じた。料理をしていたのか、腰にはエプロンを巻きつけている。
「そうかしら? 全ては気の持ちようだと思うわ」
「もしそうなら、ご自分で涼しくなされればよいのでは?」
「う~ん、そうねぇ」
幽々子は腰に差していた扇子を抜き取り、妖夢に差し出した。
「妖夢が扇いでくれれば、きっと涼しくなるわ」
「こんな小さな扇子で扇いでも、夏の暑さは吹き飛ばないと思いますが」
妖夢は渋々扇子を受け取り、幽々子の顔に向かって風を送る。
「風の問題じゃないわ。妖夢が扇いでくれてるということだけで、私の心は涼しくなる」
「私が暑くなるだけじゃないですか」
妖夢は呆れて、扇子を幽々子のそばに置いた。
「もうすぐお昼ですが、どうしても足りない食材があるので買い出しに行ってきます」
「あら、切らしておくなんて妖夢らしくないわ」
「幽々子様がつまみ食いしたせいです!」
妖夢は幽々子を振り払うように背を向けて、幽々子の前から消えた。
「あ~あ、どうしましょうかしら?」

セミの声だけが聞こえる。死んだことに気が付かないセミは、冥界にたどり着いてなお、高らかに声を上げていた。空は高く、空気は澄んでいる。夏の空間は透明感があり、にぎやかだ。ただ暑い。その熱を振り払うことを、幽々子は放棄した。
棒アイスが持ち手の棒だけになっても、まだ動けない。棒を口に咥えたまま、奥歯で少し噛んでみる。木の味がした。何も面白くない。




「ゆ~ゆこ!」
頭上から声がした。幽々子が目を動かすと、古い友人がそこにいた。
「紫、どうしたの?」
幽々子の友人―――八雲紫―――は、この真夏日にも関わらず、随分と分厚い衣装を着こんでいた。つばの狭い帽子は、日差し除けにはとてもならない。単に頭が蒸せるだけ。ゆったりとしたスカートも、よく見ると二重になっており、きっとこんな日は足元にまとわりついてくるだろう。上着も手首がまるっと隠れるほどの長袖で、どこをどう見ても暑苦しい。
「どうしたのじゃないわよ、冷たいんだから」
「今はとっても暑いわ」
「暇なの、おしゃべりでもしましょうよ」
紫は幽々子の傍に座り、縁側に腰かけた。幽々子の足元にあった氷はすっかり溶けて、いまはただ、ぬるい水が張ってあるだけ。
「……」
「……」
「……」
「……」
セミだけが鳴いている。人工物がほとんどない冥界では、あらゆる小さい者たちの声が良く聞こえた。
「ねえ幽々子、おしゃべりしましょうよ」
「今はセミさんがしゃべってるところよ」
「セミさんはなんて?」
「彼女が欲しいんだって」
「切実ね、もう死んでるから、子孫は残せないわ」
「確かに死んだことには気づいてないみたいだけど、そんなことは問題じゃないのよ。誰かに受け入れられたい。そう言っているわ」
「わかる気がするわ。生物ってそういうものだもの」
「私には、わからないわ」
幽々子はのっそりとした動きで、上半身を起こした。
「死んでから随分経つんですもの、生きてた頃の感覚なんて」
「幽々子だって、食欲はあるでしょう? それと同じじゃないの?」
幽々子は大きく首を振った。
「違う、違うわ。食欲は食欲、性欲は性欲。切り離せるのが生物。でもね、食も性も必要ない私には、どれも同じものに見える」
「気の持ちよう、なのかしらね」
「そう、その通りよ。でも、最近食欲にも飽きたわ。妖夢も良くやってくれてるけど、いい加減マンネリで」
「じゃあ性欲でいいじゃない」
「それも難しいわ」
「どうして?」
「どうせ性欲で満たすなら、なにか、ずっと後まで残るような『結果』が欲しいところだわ。性欲ってそういうものなのでしょう?」
紫は顎に手を当てて、なにやら考え込んだ。
「なるほど、確かに結果が伴わないなんて、これ以上虚しい話はないわ」
「そうでしょう?」
「う~ん、本来の性欲とはちょっと違うけど、こういうのはどうかしら?」
紫は、スキマから何かを取り出し、幽々子に手渡した。



「ただいま戻りました。幽々子様、遅くなって申し訳ありません」
あれからしばらく、荷物を抱えた妖夢が、白玉楼に帰ってきた。
「いいのよ妖夢、お食事は後にしましょう」
ふすまの向こうから、幽々子の声が聞こえる。
「え? よろしいんですか?」
「それよりも荷物を置いて、こっちにいらっしゃい」
妖夢はまた何か妙なことを言い渡されるのではないかと思い、恐る恐るふすまを開けると、一組の布団が敷いてあり、幽々子がその上に座っていた。
「お布団? 具合でも悪いのですか?」
「いいえ、いたって健康に死んでいるわ」
「じゃあどうして」
「妖夢もここに座って」
「では、失礼して」
妖夢はおずおずと幽々子の横に座った。
「もっとこっちにいらっしゃい」
幽々子は、妖夢を抱き寄せた。
「幽々子様? その、どうして……」
「生きていた頃のことを、思い出したいの」
幽々子は妖夢にゆっくりと体重をかけ、二人して、布団に飛び込んだ。
「生きていた頃……、布団……まさか!?」
「協力してくれるわね?」
妖夢は口をもごもごと動かすばかりで、はっきりとした言葉を出すことができなかった。
「いい、やることは簡単よ。妖夢はただ、私に身を任せるだけでいいわ」
「いや、え、その」
妖夢は幽々子から必死に目をそらそうとして、布団の近くにおいてある謎の機械に気が付いた。自分や幽々子の姿がそこに映し出されている。
「天狗のものよりいいカメラだそうよ。私たちの今を、記録しておくと」
「記録、ですか」
「そう、初めはきっとぎこちなくても、何回も数を重ねれば、変化ができると思うの。まるで成長を見ているみたいじゃない?」
「そう、なのでしょうか」
妖夢は戸惑いの中、ボタンに手をかけようとする幽々子の手を握った。
「あの、でも、今は、今だけは」
「どうして?」
「きっと、汗が、においますから……」"
料理の大変さ
鈴ぽろり
白玉楼の主、西行寺幽々子はいつも働いている妖夢
にお礼で料理を作ろうと思った。妖夢へのお礼なので
妖夢に教えてもらうのはやめておこうとした。しかし、
誰かに教えてもらうために外出するのはめんどくさい
ので鈴仙にパソコンでリモートで教えてもらおうとした。
本文を読む


…なんで兎である私がこんなことやってたんだっけ。
今日の昼間、西行寺さんからリモートで料理を教えてほしいと言う
内容のメールが来た。なんでリモートで? とは思ったが休日で暇だった
ので教えてあげることにした。なんで幽々子さんがパソコンを使えるか疑問を
持ってる人も多いだろうから説明しておくが、私がパソコンをあげたとき
説明書も一緒に付けておいたのである。…電力はどうしているかは知らない。
こっちは準備が済んでいるしあちらも準備が整っただろうか。
 「鈴仙さん、聞こえますか?」
お、繋げられたようだ。
「聞こえますよ」
教える料理を決めるために聞いておく。
「材料は何がありますか?」
「枝豆、じゃがいも、米、厚揚げ、インゲン、片栗粉、酒、小松菜、もやしがあるわ」
枝豆か、枝豆なら塩をかければいいつまみになるかな。後はジャガイモを主にした煮物、小松菜を
主にしたナムルかな。
「なるほど…教える料理が決まりました」
「はい、まずは何を作ればいいのかしら?」
「茹でたりできますか?」
「できるわよ?妖夢がよく煮物を作るから」
「では、まず枝豆を弱火で10分程茹でてください」
「茹でるのね」
~10分後~
「しっかり茹でられたわよ」
「では、なにか枝豆を入れて混ぜられる容器に入れて
塩を振りかけて、適当に和えてください。」
「和えるって?」
「混ぜる事です」
「そうすれば完成です」
「へ~、簡単ね}
「次に行きます」
「次はジャガイモとインゲンの煮物です…ちょっと長いですが」
「大丈夫よ」
「まずインゲンのヘタを取ります」
「次にジャガイモの皮をむいてから切って、水で洗います。大きさは中くらいで
2個が目安です」
「…ジャガイモの皮むくのはあまりしたことが無いから不安ね」
「確かにあまり作らない人は難しいかもしれません、教えますね」
「まずジャガイモの芽を取ります」
「芽の取り方は、まず包丁の手元の尖った部分を芽の近くに差し込みます」
「そして、芽の周りをぐるりと一周します」
「…よし!綺麗に向けた」
「芽が取れたら、皮をむきます。ややコツが要ります」
「まず、包丁を持っている手でジャガイモの皮を押さえながら、反対の
手でジャガイモを動かします」
「次にジャガイモを回してぐるりと一周むきます」
「ちょっと怖かったけど無事むけたわ」
「それは良かった、では煮物に戻ります」
「次に厚揚げ1個を6~9等分に切ります、お好きなサイズでいいですよ」
「次に鍋に水と酒やみりんの調味料とジャガイモと厚揚げを入れ、沸騰
したら弱火で10分程煮込みます。内蓋と外蓋を乗せるのを忘れないで
くださいね」
「沸騰はどう見分けたらいいの?」
「大きな泡が出始めていたらです」
~15分~
「次にインゲンを入れ、味を整えて15分程煮込み完成です」
「やっとできた…煮物は長丁場で大変ね…」
「ですね、煮込むのに時間がかかりますから」
「最後の料理は小松菜ともやしのナムルです、これは簡単ですよ」
「最後が簡単なもので良かったわ」
「まず小松菜を食べやすい大きさに切ります。泥が付いていると
いけないのでよく洗って下さい」
「次にカットした小松菜ともやしを軽く茹でます」
「次にボウルにごま油、塩、コショウを入れてよく混ぜます」
「最後に茹でた小松菜ともやしを絞って調味料を混ぜたボウルに
投入します。すりごまも加えてよく混ぜたら完成です。」
「ちゃんと食卓に出すまで冷やしておいてくださいね」
「ふぅ…やっとね。料理を作る事の大変さが分かったわ。
教えてくれてありがとう」
「いえいえ、休みでしたし料理の大変さを分かってもらえればうれしいです」
「では、接続を切りますね。お疲れ様でした」
「ホント教えてくれてありがとう、お疲れ様~」
プツン
「…さて寝るか」
パタン
~午後の白玉楼~
「幽々子様~ただいま戻りました」
「今日の夕飯は…ってあれ?もうある」
「いつもお疲れ様、今日鈴仙に教えてもらって作ったのよ」
「教えてもらったとはいえ作れたこと自体に驚きました…」
「私にだって作れるのよ?」
「では、早速食べますか」
「そうね」
「いただきます」

終
藍と幽々子のリモートお料理教室
かづき
外の世界の不思議な機械を使って、リモートで藍から料理指導を受ける幽々子。
藍と幽々子と、それから紫の、ちょっとだけ非日常的な日常風景のお話。
本文を読む
『……では、中を確認してみましょう。』
「はーい……わぁ、いい匂い!」
『こちらにも見せて頂けますか?』
「ええと……はい、どうかしら?」

 片手に収まる小さな板を、鍋に向けて傾ける。そこに映し出された藍の顔が中を覗き込んで、小さく頷いた。

『……はい、綺麗に煮えていますね。本当に、飲み込みが早くていらっしゃる。』
「藍ちゃんの教え方が上手いのよぉ。うちの子も、1度そっちに花嫁修行に行かせようかしら?」
『ははは、本人さえ良ければ是非』

 談笑しながら幽々子は、湯気に曇ったその表面を少々行儀悪く割烹着の袖で拭って、また台所の壁に立て掛けた。

「それにしても凄いのねぇ。外の世界ではただの人間が、誰でもこんなことが出来るんでしょう?」
『申し訳ない、本来なら直接、白玉楼へ伺うべきところ……。』
「あぁ、いいのよ、結界の方で忙しいときにお願いしてるのはこっちなんだから。それに……これって例の、ジョシコーセー?とかいう子が持ってるのと同じ、外の機械なんでしょ?面白い物貸して貰っちゃったわぁ。」
『そうですか……喜んでいただけたなら、幸いですが。』

 向こう側で眉尻を下げながら微笑む藍の手元からも、うっすらと湯気が立ち上っている。そこにも、幽々子と同じ手順、同じ時間で出来上がった料理が煮えているはずだ。
 と……背後でゆらゆらと無意識に揺れていた藍の尻尾の、もうひとつ後ろから、ひょっこりと見慣れた顔が現れる。

『……あら、今日もやってるのね。幽々子、見てる~?やっほ~。』
「あ、紫。やっほ~。」
『あぁ、紫様。結界の方は?』
『ん、まぁひと段落ってところね。優秀な式が居てくれて助かるわぁ。』
「ですってよ、藍ちゃん?」
『んん……紫様、その、人前でそういうのはあんまり……。』
『別にいいじゃない、貴女達だってまぁまぁ旧い仲なんだし。』

 恥ずかし気に顔を逸らす藍の向こうでひらひらと手を振っていた紫が、不意にパチン、と指を鳴らす。小さな板の端に辛うじて映るところで、紫色のスキマが口を開くのが見えた。
 そして同時に……幽々子の頭の横を、箸を持った腕が通り過ぎる。

『どれどれ、上達したかしら?』
「あ、ちょっと紫!……まったくもう。」
『……紫様、親しき仲にも礼儀ありと言いまして……。』

 スキマ越しにつままれた煮物は、次の瞬間には遠くマヨヒガに居るはずの紫の口の中に納まっていた。手癖が悪いのもここまでくれば大したものだ、もう慣れっこだが。
 紫はしばし目を閉じてそれを味わい……ぽつり、と言う。

『うん、美味しい……けど、これ、藍が教えたの?』
『え?あぁ、はい、そうですが……。』
『それにしては味付けがいつもより甘めね、幽々子、調味料とか大雑把に入れてない?』
「あぁ、それね……あの子、そういう味付けの方が好きだから。」
『……ああ~、なるほど。』

 もぐもぐと口を動かしながら、紫が得心がいったように笑った。

『妖夢ちゃんも大した果報者ねぇ、こんなに優しいご主人様を持って。』
「まぁ、いつも苦労をかけてばっかりだし……たまには、ね。紫も、藍ちゃんと橙ちゃんのこと労ってあげたら?」
『え?あ、いえ、そんな。』
『んー、そうねぇ、久しぶりに台所に立ってみるのも悪くないかもね。』
「稲荷寿司だったかしら?紫の、得意料理」
『ふふ、そうね……じゃ、今夜はそれにしましょうか。後で買い出しに行きましょう。』
『……かしこまりました、橙にも声を掛けておきます。』

 向こう側のそんなやり取りに、思わず幽々子の表情も綻ぶ。血の繋がりどころか種族すら超えた間柄だが、こうして見る彼女たちの姿はまるで、そう……1つの家族、そのもののようだ。

「ふふふ、いいわねぇ家族水入らず……さてと、それじゃ、今日はこんなところかしらね?」
『ああ……そうですね。それでは、結界の件も落ち着いたら、今度は直接そちらに伺いますので。』
「楽しみにしてるわ、それじゃあね。紫も、またね~。」
『は~い、お疲れ様。また後でね。』

 そうして、映し出されていた景色は消えて、光沢のある板の表面に幽々子の姿が鏡写しになる。
 時刻は、正午の少し過ぎ。妖夢も、じきに使いから戻ってくる頃だろう。

「……さてと、それじゃ、準備しましょうか。」

 割烹着の懐に黒い板を仕舞って、幽々子は足早に台所を後にした。
戦乙女チルノ参る!
ルベウス
戦乙女チルノ率いる300の兵VS 諸葛亮孔明率いる40000の兵がぶつかり合う。絶対的な人数差、敵は権謀術数を用いて様々な戦いを勝ってきた孔明。果たしてチルノは勝てるのだろうか。刮目して見よ!
本文を読む
某年6月26日、白く輝く太陽が頭上から逃げ始めた頃のこと
「お前たち、それ以上の踏み込むな。」
制止する声が飛ぶ。
およそ300の部下を制したのは、目を引く蒼い髪に氷の羽、身の丈のほどもある大剣を携えた美しい戦士であった。
その名は「チルノ」
戦で先陣を切り開いて自軍を勝利に導いてきた戦乙女である。
現在は、幻葬軍の二個中隊を率いて進軍している最中であった。
「迎え撃つに格好の立地だ。ここから先に何かきな臭い気配を感じる。」
部下の一人が問う。
「そうなら迂回しますか?」
チルノは首を横に振る。
「敵は諸葛亮軍だ。二重、三重に仕掛けられていると考えた方がいいだろう。」
数瞬の間を置き指示を飛ばす。
「少し考える。20分休息を取れ。」
「承知いたしました。」
指示は瞬く間に伝達され、束の間の休憩を取ることとなる。
その間にチルノは副官を呼びつける。
「紫は居る?」
「私ならここに。」
金の緩やかな波打つ髪が揺蕩う、妖しい雰囲気を携えた美女、八雲紫。
彼女がこの軍隊の頭脳とも言うべき副官である。
「紫、この状況の打開するにはどうすればいいと思う?」
「そうですわね……。」
紫はこの辺りの地図を広げた。
「諸葛亮軍が陣取っているのはここ、北は山脈、南は海、西は平野が広がっていますわね。」
「それで私たちが居るのは東。この先は狭くなっていて身動きが取り辛くなるわけか。」
「ええ、兵糧もそんなにないですし、早く決着は付けたい所ですが、このまま進んだら先程の罠で大打撃を受けるでしょうね。」
「ならば……」
「ええ、それならば、」
「「北の山脈からの電撃戦」」
二人の考えが一致する。
「私の考えはこうですわ。」
「300という少数故の機動力の高さを活かして北の山脈に身を潜めます。」
「そして、夕暮れの暗くなってきたタイミングを見計らい、迅速果断にて制圧します。」
チルノは同意と頷いた。
「私も同じことを考えていたところだ。それで行こう。」
「では、士気向上の演説をお願いしますね。チルノ隊長」

チルノが休憩を取っていた二個中隊の前に立つ。
———傾注!
「諸君、我々はついに宿敵、諸葛亮軍の喉元まで迫り来た。敵は一軍団、およそ4万の兵に対し、我らは僅か二個中隊300名しか居ない少数兵だ。
しかし、私はここにいる者は、皆、一騎当千の古強者だと理解している。
ならば我らは、諸君と私で総兵力30万を超える軍集団となる。
我々の力、奴らに魅せてくれようぞ!」

—————うおおおおおおおおおおおおおおお!!!

黄昏刻———

「さあ、これから仕掛ける。気を引き締めろ。」
空気が張り詰める———
「行くぞ!掛かれ!」
300の軍集団が、山を駆け下りていくッ

諸葛亮陣営
「この時間帯に仕掛けて来ましたか。」
「——ですが、読んでいましたよ!」

チルノは指揮権を紫に渡し、軍集団から少し離れた方向に単独で突っ込んでいく。
中隊は紫が統率し、効率的に動かし、単騎戦力が優れるチルノは遊撃として戦場をひっかきまわし、部下の補助を行う。何時もの必勝パターンであった。

それがまずかった。相手は天才軍師の諸葛亮なのである。
対策されていると考える匹だったのである。

————————————

「これはこれは、チルノ殿ではありませんか。」
気を失ったのだろうか、記憶にある風景と少し違う。
そして目の前にいるのは敵大将、
「諸葛亮......孔明ッ!」
「お初にお目にかかります。ご存じの用ですが、改めて名乗らさせていただきます。」
「この軍団の将を任されております。諸葛亮孔明と申します。」
「以後お見知りおきを。」
物腰は柔らかく見えるが、そのうちで権謀術数が渦巻いているような男である。
「私が、こうも簡単にとらえられるとはね。」
「いえいえ一筋縄では行きませんでしたよ。」
「こちらの鋼線による足止めを簡単に切り払われ、爆発と矢と投石も斬り抜けられた時は、流石の私も肝を冷やしました。」
「ですが、その爆発に乗じて近づいた暗殺者が、かろうじて一撃を当てたのが功を奏しました。」
「普通は喋ることも出来なくなるような致死毒なんですが……」
「私は少しばかり頑丈なんだよ。」
「まあ良いでしょう。しかし、200ばかりの兵で突撃をしてくるとは思っても見ませんでしたよ。」
(200?ふっ、紫め上手くやったな。)
「ですが、貴女をとらえれば士気も落ちて制圧が簡単になるでしょう。見せしめとなってもらいますよ。戦乙女チルノ。」




次回予告
チルノは一体どうなる!?
諸葛軍に囚われてしまったチルノ。このままで行ったら絶対絶命の大ピンチ!
そんな時、幻葬軍の飛び抜けた強者たちが……
あの赤い鎧の女騎士や緑の髪の羽がある姿は一体!?

次回「本気はこれから!チルノ軍大勝利!」お楽しみに。

小説作品 140文字以下部門(20作品)

謎多き少女
伊賀高原
昨日の午後…孔明の軍営ではいつものように軍議が開かれていた。
その中に「チルノ」と名乗る見慣れぬ子供の姿があった。
今の所謎しかない少女だが、この場にいるという事はさぞ賢いものであろうと、その姿を見ると…!
…思い切り寝ているのであった。
…なぜ、こんな子がここにいるのだろうか?
「⑨には反骨の相があります」
伊賀高原
昨日の午後は熱かった…。
孔明様の軍営で火事があったからだ。
そのせいでチルノ様が溶けて一回休みとなってしまった。
しかし、孔明様は何故か機嫌が良いように見える。
我が軍きっての猛将であるチルノ様が倒れてしまったというのに、何故…?
Q(ピー)3分くっきんぐ
きで
あと一刻程で正午だというのに使いに出した妖夢がまだ帰ってこない。卓袱台の上に置かれていた「たぶれっと」なるもので文々。新聞提供のニュースを視て空腹を紛らわせていた幽々子だったが、暫くして番組が切り替わり美味しそうな料理が映し出されると、おもむろにその液晶画面を飲み込んだのでした。
出陣、⑨
伊賀高原
軍営は燃えていた。決戦に向け、兵の熱気が伝わる。
そんな中、チルノ様が私の前を横切る。
昨日の午後…チルノ様は孔明様より策を授けられていた。
チルノ様は直立不動のまま孔明様の声を聞いていた。
本当に起きているか分からない程であった。
…今日は至高の知と最強の武が戦場を彩るだろう。
⑨の大論陣
伊賀高原
昨日の午後、孔明様の軍営では大きな論議がされていた。そんな中、異彩を放つ少女がいた。
少女は孔明様の理路整然とした口撃を受けても微動だにしなかった。すごい少女がいるものだと思いつつ、私は軍務の為に席を立った。
…あの少女は何者だろう?そしてあの後何を語ったのか?見たかったものだ。
チルノの優勝大作戦
人里の木こり
6月26日の午後、チルノは孔明のもとを訪ねていた。「T-1優勝したいわ!良い方法はない?」「T-1というものは燃えるほど勝てるとの話。まずはここで炎上状態になってください。私が南西の風でさらに燃え上がらせます」果たして作戦は成功するのか?続く!
昨日の午後 孔明の軍営で チルノが ステータス異常になった
水炬
事の起こりは昨日の午後、凡そ未の刻を過ぎた頃のことだ。
軍のTOPクラスの猛将チルノ氏が「お菓子がない」と発狂し逐電をしたと。
その報告は孔明にとってはショックだったという。
孔明曰く、お菓子ならいくらでもあげたのに……と宣っていた。
白玉楼の美
なちょ
私の名は魂魄妖夢。
突然だけど白玉楼ならではのこの景色が大好きだ。

一面に広がる庭園。
そこに堂々と佇む西行妖。

生物達の共存。

澄み渡る青空。

画面前で料理番組ごっこをする幽々子様。

鳥達のさえずり。

やかんのピーとなる音。



…あっ!火付けっぱなしだった!!
「予測不能?物語の展開は誰の手に!?」その1大喜利風
瞑想獅子
「昨日の午後」に寺子屋で水滸伝を読み、
「孔明の軍営で」起きた出来事で盛り上がった。
「チルノが」ルビに不幸と不吉と書いて
「ステータス異常になった」孔明と孔亮が誕生した。
その後、孔明が来た(不幸な目に合う)、孔亮が待っている(不吉な予感がする)などの言葉遊びが流行った。
今日のお仕事
じぐざぐの道
「あらぁ。やっぱりこのイケメン御曹司、妹にやられちゃったわねぇ。外ではそういう風にやるのねぇ。私はこう“触らずにやるわぁ。”」
薄く眼を見開き、
口にするのも憚られる色の魂なんて。
閉じいつも通り笑う。
「妖夢に見せるのは3分クッキングのレシピよ~♪」
家の中心に居たもの
双葉使用
白玉楼。不思議な顔の少女と私
迷子?ぐうとお腹が返事した。厨房へ誘い嗜好を尋ね、炉に火を灯すとお顔が明滅

丁度お昼のご飯時、満腹彼女は可愛い眠り。どう食べたの?
抱きあげ私は石段下る。貴女は人を永く見た付喪。人の体で、人の真似がしたかったの?これを真似するにはもう百年早いわ。
素朴な料理
あけのアル
紫様に貰った絵の映る板を見ながら幽々子様が料理している。
レシピを見ながら自力で間食を作っているようだ。
太りますよ、と意地悪言うと「古代の素朴な料理だから平気」との答え。
「材料は、ミルクバターとバターとはちみつと小麦粉と……」
だめです。それはカロリーで殴ってくるやつです。
幽々子、カレーを作る
人里の木こり
妖夢が異変解決に出かけてしまったので、幽々子は紫から借りた液晶端末でレシピを見ながら昼食を作ることにしました。「このビーフシチューってのにしようかしら」1時間後、肉じゃがができました。
諸葛孔明の誤算(ガバガバ訳文)
夢中(日本語がわからない)
孔明は明日死ぬ。遅かれ早かれ、蜀は滅びるだろう。軍用テントに入って、最後の呪文を唱えた。七星灯の意味を察知した未来人が、時空の扉を開いた。歴史を変え、漢王朝を復活させよ!すみません、おじさんの言葉がわからない。混乱状態に陥ったキルノは、帰るときにドアを閉めるのを忘れなかった。
桜花繚乱憂うに能わず
ユア
冥界での幽霊の管理が杜撰だって言うけど貴女が送ってくる霊の数がそもそも多すぎるのよ。何か反論は?無いなら報告を終えていいかしら。それじゃあ通信を切るわね。
幽々子様、あの閻魔を上手く料理されましたね。流石です。
あら妖夢いたのね。当たり前じゃない。このくらい私にかかれば昼飯前よ。
妖精の口に戸は立たぬ
春秋柿
里で飯屋「軍営」を営む孔明は悩んでいた。昨晩、氷精が食材を盗み食いし腹を下したのだ。あらぬ噂が広まると面倒だ。ここは氷精をもてなし黙っていてもらおう。彼は親身に看病に付き合い、全快する頃には情が移って店を去る姿に涙した。彼は忘れていた。口止めを。噂は広まり客足は遠のいた。
夏の昼間、うだるような熱気の中で、紫のくれたカメラの液晶に映るのは
諸星一(もろぼしはじめ)
妖夢、いらっしゃい。こんな暑い日はね、食欲なんか失せてしまうでしょう?だから、食べ物以外で自分を満たそうと思うの。そんなことできるのかって?簡単なことよ。私たちはね、何で自分を満たすか、自分で決められる存在なの。妖夢もきっと、すぐにできるようになるわ。だから、あなたをちょうだい。
火刑と氷符が合わさりサイキョーに見える
かづき
「計画通り敵船に燃え移りました!敵軍、大混乱に陥っています!」
「よし、では続いて……」

「あたいの出番ね!あっちの船、もっとメチャクチャにしてやるわ!氷符『アイシクルフォール』!!」

「報告します!なんか降ってきた氷が融けて、敵船、良い感じに消火されました!」
「えぇ……」
「従者への労い」~時の流れと共に~
アジャストリーマ
今日は妖夢の代わりに料理を作ろう
けど、作ったことが無いから妖忌のビデオを見て作ってみたわ
「うまく作れただろうか」と照れた妖忌に
「大丈夫よ」見た感じ問題ないもんね!
喜ぶ妖夢が作ったご飯を食べたけど倒れてしまった...
【妖忌は言っている、ここで倒れる定めでは無いと...】
昨日の午後 孔明の軍営で チルノが ステータス異常になった
伊織
昨日の午後に、孔明の陣営で西行寺幽々子の作った物体X(料理とは呼べないもの)を食べたチルノがシン・レイセン(状態異状)に進化する動画を液晶越画面前で見ているあなたが考えたことはズバリ ”紅魔館が爆発する”
深夜テンションで作りました。紅魔館はすべてを解決する

“東方ニコ童祭”は株式会社ドワンゴのサービスであるニコニコを用いた東方Projectの二次創作物によるイベントです。

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